今回はそんなうな丼とうな重の違いを、グルメ好きのライター食いしん坊主婦と一緒に解説していきます。
ライター/食いしん坊主婦
食べることが大好きな主婦。美味しいものには目がなく、食べ物関連のことを調べるのも好き。大食いの人達のように、たくさん食べられてなおかつ太らない体になりたいと思っている。
うな丼とうな重の違いは器にあった!
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「今日はちょっとリッチに、うなぎでも食べよう!」そうお店に入っていざオーダー。ところがうな丼とうな重の違いがあやふやで、どちらにしようか迷ったことはありませんか?それもそのはず。気づかれてる方も多いかもしれませんが、ふたつの違いは実は器だけなのです。
どんぶりに盛りつけるのがうな丼
丼鉢(どんぶりの器)に、アツアツの白米。そしてタレのたっぷりかかったうなぎの蒲焼きを乗せたのがうな丼。想像しただけでよだれが出てしまいそうですよね。そう、単純にどんぶりの器に盛って出されるからうな丼なのです。お吸い物などの添え物もなく、単品で出されることが多いのではないでしょうか。
重箱に盛りつけるのがうな重
一方、重箱に白米をしきつめて同じくたっぷりタレのかかったうなぎの蒲焼きを乗せたものがうな重。お店によっては重箱の方が大きく、うな丼よりもうな重の方が量が多くなる場合があったり、うな重にはうなぎの内臓の一部を使ったお吸い物、肝吸いが添えられるという違いもあるようです。
うな丼とうな重の由来はどう違う?
大きく違うのが器だけなら、由来はどう違ってくるのか気になるところですよね。中身はほとんど同じならなぜ、丼鉢と重箱を使い分けるようになっていったのでしょうか。調べてみると、うな丼とうな重それぞれに由来がありました。
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