国語言葉の意味

【慣用句】「見えを切る」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師ライターがわかりやすく解説!

1.初めて歌舞伎をみたとき、舞台上で見えを切る役者の迫力に心を動かされた。

2.昨日の会議で「僕がやってみせます」と見えを切ってしまったから、何としても成果を出さなければならない。

1つ目は、歌舞伎の演出としての「見えを切る」の使用例です。感情が高まる場面でいったん動きを止め、ポーズをとる役者の演技に圧倒されたという内容ですね。2番目が慣用句の「見えを切る」を使った例文。男性が、会議で自分にはできると自信を強調したがために、失敗が許されなくなってしまったという文章です。

仕事においては自信ややる気を見せることは必要ですが、背伸びをしてしまうとあとで困ることになりますね。

「見えを切る」の類義語は?違いは?

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次に、「見えを切る」の類義語を確認していきます。

その1「大見えを切る」

「見えを切る」と似た表現に「大見えを切る」があり、類語としてあげられるでしょう。歌舞伎において、特に際立った所作で見えを演じることを「大見えを切る」といいます。そこから、「自信を示そうと、自分を過大評価した大げさな言動をする」を表すことも。「見えを切る」をより強調した表現と考えられます。

「絶対に合格すると大見えを切ったから、今晩から猛勉強だ」などと使えるでしょう。

その2「昂然」

「昂然」の読み方は「こうぜん」。自信が満ちあふれる様子を表しています。自信がある様子を表す「昂然」には、「見えを切る」のように自信を誇示する大げさな言動までは意味に含まれていないでしょう。「彼はいつも、昂然とした口調で発言している」などと使えます。

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