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「都」「道」「府」「県」は何が違う?成り立ちや呼び名の違い・制度や疑問などを雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説

市町村を包括する地方公共団体

都道府県制は、市町村を包括する広域の地方公共団体の制度で、3種類の事務を処理します。広域事務・絡調整事務・補完事務です。つまり市町村だけでは処理しきれない事務を、都道府県が請け負う制度となります。

都道府県に関する疑問

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ここまでで、さまざまな都道府県の知識を得られたのではないでしょうか。しかし、都道府県について知っていくうちに、新たな疑問も出てきたはずです。続いては、代表的な都道府県についての疑問をご紹介いたします。

「大阪と京都だけなぜ府?」:別格扱いする必要があったから

先述のとおり「府」という漢字は軍事・政治の拠点や、大都市を意味します。経済の中心であった大阪、天皇が住んでいる京都は最重要地でした。この2箇所を別格扱いするために「府」をつけたといわれています。

「北海道はなぜ道?」:五畿七道が由来

古代に日本の律令制における、広域地方行政区間を五畿七道と呼びます。1869年に北海道が新設されてからは、北海道も加わり五畿八道と呼ばれるように。「道」はその名残となります。

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近畿と関西の違いは、三重県が含まれるかどうかだ。三重県が含まれると近畿と呼ばれる。そもそも関西は地方の正式名所ではなく、いわば通称のようなもの。公的機関では「近畿」、フランクな場面では「関西」で使い分けるとわかりやすいぞ!

都道府県それぞれ歴史や意味がある!

「府」と「県」は江戸幕府の直轄領だったもので、「都」はもともと「府」だったもの。「道」はもともと地方名だったものです。都道府県には、意外と知らなかった歴史や意味があり、知れば知るほど面白いでしょう。

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