言葉雑学

「都」「道」「府」「県」は何が違う?成り立ちや呼び名の違い・制度や疑問などを雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。

この記事では都道府県の違いについてみていくぞ。都市や地域名のイメージがあるよな。違いはずばり「歴史上で重要地域かそうでない地域だったか」のようだが、場所によって呼び方が違う・意味が違うなど調べてみるといろいろあるみたいだ。

今回はそんな日本地図の歴史に欠かせない地域の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きのライター熊家と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/熊家

現在ライターとして、さまざま分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識をわかりやすく解説していく。

ざっくり都道府県の違いって何?

image by iStockphoto

日本地図は学校の授業で習い、47都道府県全部言える方は多いはずです。ただし、都道府県の違いについてはどうでしょうか。なんとなくはわかっても、くわしく説明できる方は少ないと思います。

はじめに、ざっくりと都道府県の違いについて知っていきましょう。

「都」は東京府と東京市の合併でできた

かつて江戸と呼ばれていた町は、ときを経て東京府東京市の2つに分裂していました。しかし、東京府と東京市の二重行政問題や戦争遂行上の問題が原因で、1943年に合併します。その結果、いまの東京都が生まれました。

「道」は北海道庁の設置とともにできた

かつて蝦夷地と呼ばれていた町は、ときを経て札幌県・函館県・根室県に分裂していました。しかし、機構改革とともに3つの県は廃止され、1886年に北海道全体を管轄する北海道庁ができました。この北海道庁が、いまの北海道の原形となります。

「府」は江戸・大阪・京都など重要地域にできた

はじまりは大政奉還後に明治政府が、奉行が支配した土地や開港した港などを府と称したことがはじまりです。1869年に政治の中心である東京、商都である大阪、御所のある京都を府にしました。(東京はその後、東京都になる)

「県」は重要地域以外にできた

先述では、東京・大阪・京都を府にしたとありましたが、実はそれよりも前に函館・越後・神奈川・長崎・甲斐・度会・奈良を府と称していました。そして、残った他の土地を県と呼んでいたことがはじまりです。

\次のページで「違いその1:成り立ちの違いは?」を解説!/

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