国語言葉の意味

【慣用句】「眉を開く」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師ライターがわかりやすく解説!

その3「息をつく」

「緊張した状態から解放され、ほっと安心して一休みすること」を「息をつく」といいます。「安心する」という意味合いでは「眉を開く」と似ていますが、「息をつく」には「一休みする」というニュアンスがあり、その点で違いがあるといえそうです。「期限に追われていたが何とか間に合い、やっと息をついた」「繁忙期に入り、息をつく暇もない」などと使います。

その4「肩の荷がおりる」

「それまであった責任や負担などから解放され、気が楽になること」を意味するのが「肩の荷がおりる」です。「責任者をしていたプロジェクトが成功をおさめ、肩の荷がおりた」などと使いますね。「眉を開く」は心配事から解放されて安心する様子ですが、「肩の荷がおりる」は責任・負担・義務といったものがなくなることを表すため、意味合いの違いがあります。

その5「溜飲が下がる」

「たまっていた不満や不平などが消えて、すっきりすること」を意味する慣用句に、「溜飲が下がる」があります。溜飲(りゅういん)とは、食べ物が消化されず胃液が上がってくること。「溜飲が下がる」には「不満が消えてせいせいする」という意味合いがあるため、心配事が消えて安心する「眉を開く」とは違いがありますね。

「日頃から問題だと感じていたことを会議ですべて伝えることができ、溜飲が下がった」などと使えるでしょう。

「眉を開く」の対義語は?

「眉を開く」の「それまであった心配事がなくなり、安心した顔になる」という意味合いを考えると、「心配事が出てきて表情がくもる」といった意味を持つ表現が対義語に当てはまりそうです。ここでは2つの慣用句を紹介します。

その1「眉を曇らす」

「心配事があったり不快な思いをしたりして、表情が暗くなること」を、「眉を曇らす」と表します。安心した顔つきになる「眉を開く」とは反対の表情であり、対義語と考えられるでしょう。「親が病気だと言って眉を曇らす彼女に、かける言葉が見つからなかった」などと使えます。

その2「眉をひそめる」

「眉をひそめる」は、「心配や不快感、困惑などにより眉間にしわをよせて顔をしかめること」を意味する慣用句です。こちらも「眉を曇らす」同様、安心する表情の「眉を開く」とは反対の意味だといえるでしょう。「夜中に住宅街で騒いでいる若者の姿に眉をひそめた」などと使います。

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