国語言葉の意味

【慣用句】「眉を開く」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師ライターがわかりやすく解説!

1.海外で事故に巻き込まれた息子が無事だと知り、母親は眉を開いた。

2.試験当日に力が出しきれなかったと思っていたが、合格通知をもらって眉を開いた。

1の例文は、外国にいる息子が事故に巻き込まれたと聞いて心配していた母親が、無事だという知らせに安心したという内容です。気が気でない状態から、ほっと一安心する様子が伝わってきますね。2番目は、試験に落ちてしまったのではないかと心配していたところ、合格だと知ってほっとしたという例文。合格通知を手にしたときの、晴れやかな顔つきが想像できます。

「眉を開く」の類義語は?違いは?

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次に、「眉を開く」の類義語を確認していきます。

その1「愁眉を開く」

「眉を開く」の類語に、「愁眉(しゅうび)を開く」があります。「心配していたことがなくなり、安心すること」という意味です。「眉を開く」と同じように使えるため、先ほどの例文を「海外で事故に巻き込まれた息子が無事だと知り、母親は愁眉を開いた」と言いかえることが可能でしょう。愁眉とは、心配があってひそめた眉、つまり心配をしている表情のことです。

その2「胸をなでおろす」

「胸をなでおろす」は、日常的によく耳にする表現ですね。「心配がなくなったり期待通りになったりして安心すること」を意味します。不安に思っていたことが解決したとき、思わず心臓のあたりに手をあてて、「よかった!」と言うことがあります。表情に着目した「眉を開く」に対して、「胸をなでおろす」は安心したときのしぐさに注目した表現といえるでしょう。

先ほどの例文は、「海外で事故に巻き込まれた息子が無事だと知り、母親は胸をなでおろした」と言いかえることができます。

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