キーボードはコンパクトで値段も手ごろ
キーボードは鍵盤数が61鍵盤のものだと、幅が約90㎝~×奥行約26㎝~とかなりコンパクトになります。鍵盤数によってサイズも変わってくるので、置き場所に合わせて選べるでしょう。また重さも簡単に移動したり、持ち運びできるくらいの重さになります。
値段もピンキリで一番安い32鍵盤のものだと5千円~、大体の曲が演奏できる76鍵盤のものでも約3万円弱と手ごろです。また、調律などの維持費もかからないでしょう。
初心者はキーボード→電子ピアノに移行すると失敗がない
「ピアノを習いたいけど、続くか心配」「初期費用にそこまで掛けられない」と悩んでいる方も多いと思います。そういう初心者の方の場合は、とりあえず鍵盤楽器がどのようなものかを知るためにも、キーボードを購入してみてはいかがでしょうか。実際に弾いてみないとわからないこともたくさんあります。
ピアノ教室も、ごく初期の場合ならキーボードの鍵盤数でも練習可能である場合も。一定期間やってみて「続けられそう」と確信が持てたときに、よりピアノのタッチに近い電子ピアノに移行すると、費用面でも失敗を防げるでしょう。
ピアノとキーボードの違いを知って目的別に使い分けよう!
本記事ではピアノとキーボードの違いについて解説しました。主な違いは鍵盤数ですが、他にも音の強弱やペダルの有無、大きさや費用面などでの違いもはっきりしており、別物だということがわかりました。
ピアノの練習をしたいという目的ならば、指のフォームやタッチの面を考慮すると、ピアノやもしくは電子ピアノがおすすめです。しかし、ただ単に鍵盤楽器の演奏を楽しみたいという目的ならばキーボードで十分でしょう。
置き場所や費用面でも異なってくるので、自分の目的が何なのかをはっきりさせることで、どちらが適しているかわかると思いますよ。