それぞれの鍵盤の数は?
次に、ピアノとキーボード、それぞれの鍵盤の数について解説しましょう。
ピアノの鍵盤数は88
ピアノの鍵盤数は88鍵盤で、数がとても多いです。音域も幅広くさまざな表現が可能となるため、作曲や教育などにも取り入れられています。
キーボードの鍵盤数は61
一方キーボードの鍵盤数は、主に61鍵盤です。しかしラインナップが幅広く、下は32鍵盤~上はピアノと同じく88鍵盤と選べるようになっています。
また、鍵盤の長さや幅もピアノに比べて短いでしょう。その代わり、音の種類は多くオルガンやシンセサイザー、ストリングス、管楽器、打楽器の音までボタン一つで変えられます。
ピアノはペダルが3本
ピアノは本体の中央下部に3つのペダルがあり、このペダルには音の伸び具合を微妙に調整する役割があります。それぞれ、右から順に「サスティンペダル」「ソステヌートペダル(マフラーペダル)」「ソフトペダル(ウナコルダ)」と呼ばれているでしょう。
よく使うのは右側の「サスティンペダル」で、このペダルを踏むことで音を長く鳴り響かせられます。また真ん中の「ソステヌートペダル」は踏み続けることで音を弱音にできるでしょう。
キーボードはペダルが0もしくは1本
一方、キーボードにはペダルが無いものが多くなります。もしペダルを付けたい場合は、オプションで1本後付けが可能です。そのため、ピアノ代わりにキーボードで練習する際は、1本だけでも準備しておくと良いでしょう。
しかし、基本的にはオン・オフ機能しかついていないため、ピアノのペダルのような微妙な音の伸びは表現できません。
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