ポリエステルはペットボトルと同じ素材!
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ポリエステルは、1941年にイギリスで誕生した石油を主原料とする合成繊維です。天然素材であるウール(羊毛)に代わる素材として「キャリコプリンターズ社」によって開発されました。その後ナイロンを開発したアメリカのデュポン社が特許を取得し、工業製品化されたのです。
ポリエステルと聞いてイメージしやすいのは「ペットボトル(PET)」ですね。正確には、ポリエステルの原材料であるポリエチレンテレフタレートが、ペットボトルと同じ化学物質です。
開発されたのはナイロンが先ですが、現在生産量がもっとも多い合成物質は、このポリエステルになります。
ナイロンとポリエステルは何に使われている?
次に、私たちの身の回りでナイロンとポリエステルがどのように使われているのか見ていきたいと思います。ナイロンはストッキングに使用されていることで有名です。ポリエステルはスポーツウェアなどによく使われていますね。他にもどんなものがあるのか見ていきましょう!
ナイロンはストッキングによく使われる!
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先にも説明したように、ナイロンはストッキングの素材として使われ始め、全世界に普及するようになりました。ナイロンは衣類に使用されているイメージも強いですが、その他いろいろなものに使用されているんです。
例えばギターの弦。アコースティクギターの一種に、クラシックギターというものがあります。このクラシックギターの弦はナイロン製の弦が使用されているため、柔らかな音色を奏でることができるんですね。
他にもバッグや釣り糸、なんと自動車製品(アクセルペダルやエンジンカバー)にまで、幅広い用途で使用されているんです。
ポリエステルはスポーツウェアによく使われる!
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ポリエステルもナイロンと同様いろいろな用途に使われております。あとに詳しく説明しますが、ポリエステルは発汗性や速乾性に優れている素材であるため、スポーツウェアや登山ウェアなどにもよく使用されているんです。
衣類以外だと、カーテンやカーペット、テーブルクロス、寝具などにもポリエステルが使用されているものがありますね。
現在1番生産量の多い合成繊維ということもあって、特定の何かに使用されているというよりは、身の回りにあるあらゆるものに使われているのがポリエステルの特徴といえるでしょう。
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