雑学食べ物・飲み物

卵と玉子、この表記の違いって?たまご焼きはどっち?漢字の由来や英語表現・たまご料理について雑学オタクライターが5分でわかりやすく解説!

卵と玉子の漢字の由来

同じたまごを表す「卵」と「玉子」にも、その漢字が使われるようになった理由が存在するはずです。ここでは、これらの漢字の由来や歴史的な背景について確認していきましょう。

卵の由来は連なったたまごの形だった!

「卵」は小さな丸いたまごが連なった様子を表した象形文字です。中にある2つの点はこれから孵化する子供を表していると言われています。

もともと、たまごは「殻の子」という意味で「かひご」と呼ばれていました。この「かひご」に当てられた漢字が「卵」です。しかし、後に「蚕」と区別するのが難しいとの理由から「たまご」と呼び方が変わり、それに伴って「卵」の読み方も「たまご」となりました。物体の名前が変化したことで、当てていた漢字の読み仮名も変わったのですね。

玉子の由来は玉のように丸い殻だった!

「玉子」の由来はその丸いカタチにあります。玉のように丸い殻を持つ子という意味で「玉の子」と呼ばれ、それが「玉子」と変化しました。

上記の通り、たまごは歴史の途中で呼び名が変わっています。その際に用いられたのが「玉の子」でした。室町時代にはすでに「玉の子」や「たまご」という呼び方はありましたが、広く使われるようになったのは江戸時代に入ってから。もともと、たまごを食べることは殺生に繋がるとされていた仏教的な概念が崩れ、高級品ながら食卵の文化が芽生え始めたことが原因です。

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名前の由来や漢字の成り立ちを紐解くと、その代物が辿った歴史も一緒に学ぶことができて理解しやすくなる。漢字の使い分けを整理したら、次は英語の表現を見ていくぞ。

英語でたまごは区別するのか

image by iStockphoto

頻度の差はあれど、たまごは世界中で食べられている食材です。最初の項では「卵」と「玉子」は調理の有無や動物の種類などで使い分けがされることを説明しましたが、英語でもそのような違いを表す表現はあるのでしょうか。以下でたまごを意味する英単語を紹介します。

egg:一般的な卵

“egg”は卵の英訳として最も一般的に使われる単語です。特別、動物を限定するものではありませんが、英英辞書で引いてみると『雌の動物が産んだ丸くて薄い殻で出来たオブジェクト。特に雌鶏が産んだもの』という旨の記載があるため、基本的には鳥の卵を意味するようです。

不可算名詞にして、料理にした卵の一部分を示すこともあります。海外では生卵を食べることはほとんどなく、“Fried egg”(目玉焼き)“Boiled egg”(ゆで卵)“Scrambled egg”(スクランブルエッグ)などに調理するのが普通です。

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