雑学食べ物・飲み物

卵と玉子、この表記の違いって?たまご焼きはどっち?漢字の由来や英語表現・たまご料理について雑学オタクライターが5分でわかりやすく解説!

よぉ、桜木建二だ。日本では1人当たり年間で約330個のたまごを食べていて、この消費量は世界でもトップクラスだ。ほぼ毎日、何らかのカタチで口するたまごだが、漢字で表すと「卵」と「玉子」の2種類がある。この記事ではこれらの漢字の使い分けや成り立ちについて、雑学オタクライターのおとのと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/おとの

雑学と食べることが大好きな食いしん坊ライター。食に関しては飽くなき探究心を持っている。卵白をメレンゲにした卵かけご飯が気になるものの、生卵が苦手なので未だ挑戦できていない。

卵と玉子の違いは?

image by iStockphoto

我々の食卓に欠かせないたまご。漢字で書くと「卵」と「玉子」の2種類がありますね。一般的には生の状態を「卵」と書き、調理したものを「玉子」と表すようですが、それ以外に違いはあるのでしょうか。この項では「卵」と「玉子」の定義と使い分けについて解説します。

卵とは生物のたまご全般

「卵」は生き物のたまご全般を指します。生命が宿り、いずれ孵化するものを表すため、鳥だけではなく魚や虫やカエルなどが産んだたまごも同じく「卵」です。

鶏卵に限って言えば、生の状態のものを「卵」と表すのが一般的。料理の材料として表す際や、生のままご飯の上にかけた「卵かけご飯」などに使われます。スーパーで売られているたまごのパッケージを見ても、漢字の場合は「卵」と表記されているのが普通です。

玉子とは食材の鶏卵

「玉子」は調理したニワトリのたまごを表すときに使う漢字です。この漢字を使用するのは鳥類のたまごに限定され、調理の有無に関わらず「魚の玉子」とは表しません。

同じ鳥類では、うずらのたまごも料理に使われることがありますね。このたまごをどう表すかについて明確な決まりはありませんが、ショッピングサイトで水煮と味付けたまごを調べたところ、大多数が「卵」または「たまご」の記載でした。大手検索エンジンのYAHOO!JAPANやGoogleで「うずらの玉子」と検索すると、自動的に「うずらの卵」と変換して検索されます。このことからも、「玉子」は調理済みの鶏卵に使用するのが無難でしょう。

「たまご焼き」「医者のたまご」はどちらか

「たまご焼き」はすでに調理済みなので「玉子焼き」と表すのが主流です。しかし、レシピによっては「卵焼き」と表記している場合もあり、厳密に決められているものではありません。同様にゆで卵や卵丼という書き方をしたレシピもあります。

「医者のたまご」など、ある職業の見習いの状態を「たまご」という言い方をしますね。これはまだ未熟で一人前ではないことを示唆していますが、後に成長して殻を破ることから「卵」と表記します。この場合に「玉子」は使いません。

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生であれば「卵」で、火を通していれば「玉子」というのは間違ってはいないものの、実際に明文化されているわけではない。「玉子」は鶏卵にのみ使うことができるという点や、未熟な状態を表す場合は「卵」しか使えないという点をしっかり押さえておこう。

\次のページで「卵と玉子の漢字の由来」を解説!/

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