国語言葉の意味

【慣用句】「口を結ぶ」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「口を結ぶ」について解説する。

端的に言えば口を結ぶの意味は「黙る」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役のオンライン塾講師でライターのななを呼んだ。一緒に「口を結ぶ」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

nana1992

ライター/なな

現役のオンライン塾講師であり、現在はライターとしても活動している。作文の添削をする際にひたすら辞書を引いた経験から、正しい日本語について常に考えるようになった。日本語の奥深さを伝えたいという熱い思いをもっている。

「口を結ぶ」の意味や使い方まとめ

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それでは早速「口を結ぶ」の意味や使い方を見ていきましょう。

「口を結ぶ」の意味は?

「口を結ぶ」には、次のような意味があります。

口をかたく閉じる。また、だまる。「真一文字にー・ぶ」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「口を結ぶ」

「口を結ぶ」は、「口をとじて黙る」という意味の慣用句です。「結ぶ」には「開いているものをとじる」という意味があります。開いている口をとじてしゃべらなくなる状態を「口を結ぶ」と表すのですね。

「口を結ぶ」の使い方・例文

「口を結ぶ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.いたずらをした息子を少しだけ怒ったら、真一文字に口を結んで何も言わなくなってしまった。

2.彼はこちらの質問にこたえることなく、緊張した顔つきで口を結んでじっと座っている。

1つ目の例文は、怒られた子どもがふててしまい、黙って何も言わなくなったという文章です。黙り込んだ人物の口元を一直線で表現した、漫画の描写のような表情が思い浮かびますね。「真一文字に口を結ぶ」というフレーズで覚えてしまってもよいかもしれません。

2番目は、問いかけにこたえず口をとじたままじっとしているという内容です。知られたくないこと話すまいとする、男性の様子が伝わってきます。

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ここまで「口を結ぶ」の意味や使い方を解説してきたぞ。「口を結ぶ」は「口をとじて黙る」という意味を表すのだな。「口」を使った慣用句は多そうだが、「口を結ぶ」と似たような意味を持つ、その他の表現はあるのだろうか。関連する用語を見ていこう。

「口を結ぶ」の類義語は?違いは?

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次に、「口を結ぶ」の類義語を確認していきます。

その1「口をつぐむ」

「口をつぐむ」は「何も言わないでいる」という意味を表し、「口を結ぶ」の類語といえるでしょう。「つぐむ」は漢字で「噤む」と書きます。「口を結ぶ」のほうが表情にフォーカスした表現といえそうです。「事件について、その男は口をつぐんでいる」などと使えます。

その2「口を閉ざす」

「沈黙する」という意味合いの「口を閉ざす」も類語と考えてよいでしょう。「何も言わないようにする」というニュアンスが強いといえそうです。「コメントを求める記者に対して、大臣はかたく口を閉ざしていた」などと使えます。

その3「口が重い」

「口が重い」という慣用句はよく耳にするのではないでしょうか。「あまり話さない」という意味があります。「口が重い」は話すことに積極的ではないという意味合いを持ち、口をとじて黙る「口を結ぶ」とはややニュアンスが異なるといえるでしょう。「昔は口が重い人だったが、歳をとってからよくしゃべるようになった」などと使えます。

その4「だんまり」

「だんまり」という言葉は、「だんまりをきめこむ」のかたちでよく聞きます。「だんまり」にどのような意味があるのか、辞典を見てみましょう。

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