今回は「パスタ スパゲティ」の違いについて解説していきます。
イタリア料理であるパスタとスパゲティ。ともにミートソースやクリームソースを絡めて食べたりしますが、両者の違いはきちんと把握しているか?この記事では「パスタ スパゲティ」の違いに加え定義や歴史、マカロニについてを雑学大好き現役大学生ライターmmQnと一緒に解説していきます。

ライター/mmQn

雑学大好きの現役大学生mmQn。普段から料理をするのが大好きで、食に関する雑学は得意分野。料理経験も活かしわかりやすく解説する。

スパゲティとパスタの定義の違いは?

image by iStockphoto

「ミートソースパスタ」または「ミートソーススパゲティ」のように、知らぬ間にその名を言い換えている方も多いであろう「パスタ」と「スパゲティ」。まずは、両者の定義を確認していきましょう。

パスタは「小麦を練って作った食品」のこと

まずパスタの定義ついてですが以下の通り。パスタ(pasta)とは、「麺類」を意味するイタリア語の言葉で、小麦を練って作られた食品全般のこと指します。

イタリア料理に用いる、小麦粉を水や卵で練っためん類。スパゲッティ・マカロニ・ラザーニャ・ラビオリなど種類が多い。

(出典:デジタル大辞泉(小学館)「パスタ」)

スパゲティは「パスタの一種」

一方スパゲティはパスタの一種であり、小麦粉で作られた細いひも状の麺のことを指します。ですが、細い麺が全てスパゲティというわけではなく、その太さによって様々なパスタが存在するので注意しましょう。

《「スパゲティ」とも》パスタの一種で、小麦粉で作る棒状の麺 (めん) 。イタリアでは食事の初めに食べるもので、このあとに肉や魚料理が続く。

(出典:デジタル大辞泉(小学館)「スパゲッティ」)

\次のページで「パスタの種類」を解説!/

パスタの種類

image by iStockphoto

イタリア料理の中で小麦を練って作った食品のことを「パスタ」と総称しているが、その種類は500種類以上とも言われています。ここからは、パスタの種類・代表例を見ていきましょう。

ロングパスタの代表例:「スパゲティ」「カッペリーニ」「フェットチーネ」

ロングパスタは上述した「スパゲティ」に加え「カッペリーニ」や「フェットチーネ」などが代表例として挙げられます。「カッペリーニ」とは、イタリア語で髪の毛を意味する「capelli(カペッリ)」に由来する細いパスタで主に冷製パスタで使用されるのが一般的。

対して「フェットチーネ」はイタリア語で細いリボンを意味する平面のロングパスタで、クリームソースなどの濃厚なソースとの相性が良いパスタです。その他ロングパスタについては以下簡単にまとめます。

<その他ロングパスタ>

・リングイネ:断面が楕円形をしているパスタ

・タリアッテレ:麺の幅が5~10mm前後の平めん状のパスタ

・スパゲッティーニ:スパゲティよりも細いパスタ

etc…

ショートパスタの代表例:「マカロニ」「ペンネ」

ショートパスタの代表例といえば「マカロニ」や「ペンネ」が挙げられます。両者ともに直径2~5mmの円筒状のパスタで、日本においてはサラダやグラタンで使用されることが多いです。ちなみにペンネは「ペン」を意味するイタリア語 “penna” に由来しており、形状がペン先に似ていることからその呼称がつきました。こちらもその他ショートパスタについては以下簡単にまとめます。

\次のページで「JAS規格での分類」を解説!/

<その他ショートパスタ>

・ファルファッレ:蝶の形をしたパスタ

・リガトーニ:マカロニよりも太く、8mm~15mm位の穴が空いているパスタ

・フジッリ:らせん状にねじれているパスタ

・コンキリエ:通り貝殻の形をしたパスタ

etc…

JAS規格での分類

JAS規格とは日本農林規格のことで、日本で生産されるパスタはその品質を保証するためJAS規格の元以下4つに分類されています。

1 .スパゲティ:1.2mm以上の太さの棒状又は2.5mm未満の太さの管状に成形したもの

2. マカロニ:2.5mm以上の太さの管状又はその他の形状(棒状又は帯状のものを除く)に成形したもの

3. バーミセリ:1.2mm未満の太さの棒状に成型したもの

4. ヌードル:帯状に成型したもの

似たような言葉マカロニとは

image by iStockphoto

ショートパスタの代表例としても挙げた「マカロニ」。こちらもパスタやスパゲティと混同しやすい言葉なので、以下定義を確認していきましょう。

マカロニは「円筒状のショートパスタ」

マカロニとは円筒状のショートパスタのことを言い、以下のように定義されます。語源については諸説挙げられますが、古代ギリシア語のmakaria(葬式の時に死者に供えたり皆で食べたりした料理)であるという説が有力です。

《(イタリア)maccheroniから》イタリアの代表的なパスタ。小麦粉を温湯で固く練り、円筒に入れて突き出し、切って乾燥したもの。管状のほか糸状や貝殻形・花形などのものもある。

(出典:デジタル大辞泉(小学館)「マカロニ」)

\次のページで「日本におけるパスタ・スパゲティの歴史」を解説!/

日本におけるパスタ・スパゲティの歴史

1000年以上前の古代ローマ時代が起源とされるパスタ。日本にパスタが初めて登場したのは、幕末の横浜外国人居留地とされています。当初の日本ではスパゲティとマカロニの2種類のみが普及しており、「パスタ」というよりは「スパゲティ」という呼び方が主流だったという。国内で「パスタ」という言葉が浸透し始めたのは、バブル期から平成に入る頃だったそうです。

【余談】本場と日本の違い

image by iStockphoto

私たちが普段食べているパスタの味や食べ方など、本場イタリアと異なる点がいくつかあるので以下ご紹介していきます。

本場イタリアではスプーンを使わない!

日本のカフェやレストランでパスタを注文すれば、ほとんどの場合「スプーン」と「フォーク」が配膳されますが、実はスプーンの上でパスタを巻いて口に運ぶという習慣は日本特有の文化であり本場イタリアではその様なは食べ方はしないそうです

茹で方や味付け、日本独自のパスタ文化とは?

また、茹で方や味付けなども本場イタリアにはない日本独自の文化があります。例えば、茹で時間を短くし麺に歯応えを残す「アルデンテ」という調理法。これはパスタを茹でた直後にソースと絡める際の火の通し過ぎの防止として浸透しました。また、カルボラーナに生クリームを入れたり、タバスコを振りかけたりするのも日本独自の文化になります。

スパゲティはパスタの一種!様々なパスタに挑戦しよう!

以上スパゲティとパスタの違いについて解説してきました。おさらいすると、パスタとは「小麦を練って作った食品」のことであり、スパゲティはあくまでパスタの一種です。またパスタは「ロングパスタ」と「ショートパスタ」に二分され、その種類が多く存在します。

ぜひこの機会に様々な種類のパスタに挑戦してみてくださいね。

" /> スパゲティはパスタの一種だった?パスタとスパゲティの違いや定義・歴史・マカロニについても雑学大好き現役大学生がわかりやすく解説 – Study-Z
雑学食べ物・飲み物

スパゲティはパスタの一種だった?パスタとスパゲティの違いや定義・歴史・マカロニについても雑学大好き現役大学生がわかりやすく解説

今回は「パスタ スパゲティ」の違いについて解説していきます。
イタリア料理であるパスタとスパゲティ。ともにミートソースやクリームソースを絡めて食べたりしますが、両者の違いはきちんと把握しているか?この記事では「パスタ スパゲティ」の違いに加え定義や歴史、マカロニについてを雑学大好き現役大学生ライターmmQnと一緒に解説していきます。

ライター/mmQn

雑学大好きの現役大学生mmQn。普段から料理をするのが大好きで、食に関する雑学は得意分野。料理経験も活かしわかりやすく解説する。

スパゲティとパスタの定義の違いは?

image by iStockphoto

「ミートソースパスタ」または「ミートソーススパゲティ」のように、知らぬ間にその名を言い換えている方も多いであろう「パスタ」と「スパゲティ」。まずは、両者の定義を確認していきましょう。

パスタは「小麦を練って作った食品」のこと

まずパスタの定義ついてですが以下の通り。パスタ(pasta)とは、「麺類」を意味するイタリア語の言葉で、小麦を練って作られた食品全般のこと指します。

イタリア料理に用いる、小麦粉を水や卵で練っためん類。スパゲッティ・マカロニ・ラザーニャ・ラビオリなど種類が多い。

(出典:デジタル大辞泉(小学館)「パスタ」)

スパゲティは「パスタの一種」

一方スパゲティはパスタの一種であり、小麦粉で作られた細いひも状の麺のことを指します。ですが、細い麺が全てスパゲティというわけではなく、その太さによって様々なパスタが存在するので注意しましょう。

《「スパゲティ」とも》パスタの一種で、小麦粉で作る棒状の麺 (めん) 。イタリアでは食事の初めに食べるもので、このあとに肉や魚料理が続く。

(出典:デジタル大辞泉(小学館)「スパゲッティ」)

\次のページで「パスタの種類」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: