今回は英米文学科卒のぽりにかに解説してもらおう。
- 「TOEIC」と「TOEFL」のざっくりとした違い
- TOEICは就職やビジネスに使われる
- TOEFLは留学の際に使われる
- 「TOEIC」と「TOEFL」の違いは試験の目的
- 「TOEIC」は主にビジネスで使われる
- 「TOEFL」は留学の際に必要
- 「TOEIC」と「TOEFL」の試験内容
- 「TOEIC」の試験形式は2時間で200問!
- 「TOEFL」はライティングやスピーキングもある!
- TOEICとTOEFLの難易度の違いは?
- TOEICの難易度:高校卒業レベルで約600点
- TOEFLの難易度:TOEICよりも難しい
- 「TOEIC」、「TOEFL」の試験対策
- 「TOEIC」は英語のリーディングに慣れておこう!
- 「TOEFL」は必ず模擬試験を受けておこう!
- その他の英語の試験「英検」、「IELTS」
- 小中学生に人気の「英検」
- もう一つのスタンダード「IELTS」
- 目的意識をもった英語学習を心がけよう!
この記事の目次
ライター/ぽりにか
学生時代には英米文学科で翻訳学について学んでいた。塾の講師を務めていた経歴もあり、英語の知識や英語学習について詳しい。
「TOEIC」と「TOEFL」のざっくりとした違い
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「TOEIC」と「TOEFL」はどちらも英語力を測るための検定です。それぞれどのような違いがあるのか解説します。
TOEICは就職やビジネスに使われる
恐らく英語の試験の中でも聞きなじみのある「TOEIC」は、一般的に英語によるコミュニケーション力の指標です。なので、大学入学後や就職活動、あるいは海外転勤や昇進といった様々なケースで、一定の数値を求められることがあります。
TOEFLは留学の際に使われる
「TOEFL」はアカデミックな内容を多く含んでいる試験です。アメリカやオーストラリアなどの教育機関で、入学基準として受験を求められることがあります。そのため、留学を目的に受講されるケースが多いことが特徴です。
「TOEIC」と「TOEFL」の違いは試験の目的
「TOEIC」と「TOEFL」の違いは試験の目的であることを解説しましたが、両者の違いをもう少し詳しく説明します。
「TOEIC」は主にビジネスで使われる
「TOEIC」は、Test of English for International Communicationの略称です。直訳すると、「国際的なコミュニケーションの為の英語の試験」となります。その名の通り、TOEICは日常会話やビジネスでの英語力の測定のための試験です。そのため、学生からビジネスパーソンまで、幅広い層に向けた英語力測定のための試験だといえます。大変人気な試験となっており、国内では2020年度には約169万人もの人が受験しました。
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