国語言葉の意味

【慣用句】「昼夜を分かたず」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師ライターがわかりやすく解説!

1.このところ、彼女は昼夜を分かたず小説の執筆をしている。

2.昼夜を分かたず続けられた研究員の努力の結果、ある病気の治療に役立つ技術が開発された。

3.大学卒業後に入社した会社がブラック企業で、娘は昼夜を分かたず働かされている。

1の例文は、作家が昼も夜も関係なく執筆活動をしている様子を表しています。締め切り前に、休むことなく書きつづけている小説家の姿が想像できますね。2番目の例文は、絶え間なく行われた研究の結果、病気の治療につながる技術を開発することができたという文章です。

3つ目は、ブラック企業に就職してしまった娘が、昼と夜の区別なく労働させられているという例文。休むことなく働いている娘を心配する、親の気持ちが伝わってきます。

「昼夜を分かたず」の類義語は?違いは?

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「昼夜を分かたず」の類義語にはどのような表現があるのか、慣用句だけでなく四字熟語もチェックしましょう。

その1「四六時中」

「昼夜を分かたず」の類語として、「四六時中(しろくじちゅう)」が考えられます。「四六時中」は「一日中、いつも」を意味する四字熟語です。もともとは、1日が12刻で「二六時中」といっていたものを、24時間に合わせて「四六時中」に直したといわれています。

「昼夜を分かたず」が、「本来区別するはずの昼と夜を分けず、休まないでずっと」というニュアンスなのに対して、「四六時中」は「1日のうちどの時間も」という時間単位に注目している点で多少意味合いが違うといえそうです。「食べることが何よりも楽しみだという友人は、四六時中ご飯のことばかり考えている」などと使えますね。

その2「寝ても覚めても」

「寝ても覚めても」は「いつも」という意味を表します。文字が表す通り「寝ているときも起きているときも、いつも」という意味で、「休まず絶えず」のニュアンスの「昼夜を分かたず」とは違いがあるといえるでしょう。「寝ても覚めても彼のことばかり考えている」などと使えます。

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