学問雑学

3分でわかる修士と博士の違い!就職や生涯年収への影響・勉強内容・目的などを雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では修士と博士の違いについてみていくぞ。

どちらも大学に携わる人だったり、名誉ある称号だったりというイメージがあるよな。違いはずばり大学院での課程の量のようだが、目指すものによって勉強内容・就職先が違うなど調べてみるといろいろ違いがあるみたいだ。

今回はそんな大学院進学を目指す者には欠かせない称号の違いを、選択の仕方から確認しつつ、雑学好きライターの熊家と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/熊家

現在ライターとして、さまざま分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識をわかりやすく解説していく。

ざっくり修士と博士の違いって何?

image by iStockphoto

「修士」と「博士」は大学院を目指している方は知っていると思いますが、中高生や短大・専門学校を在学の方は、知らない方も多いはずです。また、名前を聞いたことがあっても、詳しく説明できないという方も少なくないでしょう。

そこで今回は「修士」と「博士」の違いについて、詳しくご紹介いたします。

修士は大学院を卒業した際に得られる称号

修士は2年間大学院で専門性のある研究や、一定の実績をあげて修了すると取得できます。また、大学生のうちに自分が学びたい分野を絞り、教授に推薦をもらうと修士に進めるケースが多いです。

博士は大学院の過程を終えた人が得られる称号

博士は大学院で高度な研究や論文を発表し、5年の課程を修了すると取得できます。医学部や獣医学部を卒業した人は、博士課程に直接進むのが一般的です。また、博士課程を修了し、大学院で研究員として働く人を「ポストドクター」と呼びます。

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英語で表記すると、修士は「Master(マスター)」博士は「Doctor(ドクター)」となるんだ。英語でもかっこいい響きだよな!使う機会は少ないが、正式な経歴を表記する場合に使うので大学院生は覚えておいた方がいいぞ!

違いその1:就職の違いは?

ざっくり修士と博士の違いをご紹介してきました。博士の方が高度な知識と技術が必要だとわかりましたね。ただ、気になるのが博士と修士では、就職に大きな違いがあるのでしょうか。次は称号によって違う就職についてご紹介いたします。

専門職では修士が有利

修士は企業の研究や開発、シンクタンクのコンサルティング業務のような専門職では有利となります。1つのことを極めてきた経験があるため、即戦力として企業に貢献できるとみなされるためです。応募する際は、専門分野の研究に関する実績をアピールしましょう。

\次のページで「研究職や教授職を目指すなら博士が有利」を解説!/

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