
唐揚げの由来は中国の料理法
「唐揚げ」とは本来、中国から伝わった料理法のこと。粉を薄くまぶす程度で、下味などもつけずに揚げることから中国では「空揚げ」と言われていたんだそうです。唐揚げが日本に伝わったのは江戸時代ごろ。当時の唐揚げは小さく切ったお豆腐を揚げ、さらにそれを醤油と酒で煮たものだったようで、今の唐揚げとは少し違っていますね。
竜田揚げの由来は紅葉の名所
竜田揚げの由来として有名なのが、奈良県の竜田川。竜田川は昔から紅葉の名所として知られており、百人一首でも詠まれいます。赤褐色に揚がった竜田揚げが竜田川に浮かぶ紅葉に似ているとのことから、竜田揚げと呼ばれるようになったというのが有力な説のようです。
材料が違うだけならカロリーはどう違う

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揚げるものが違えばもちろんカロリーも違ってくるでしょうが、まぶす粉や調味料が違うだけならそんなに変わらないような気もしますよね。唐揚げや竜田揚げで一番に思い浮かぶ鶏肉で、カロリーをみていきましょう。
唐揚げはやや高め
部位によってカロリーが違ってくるので、唐揚げによく使われている鶏もも肉でみていきましょう。例えば皮つきのもも肉であれば100gで大体約300キロカロリー前後。お家で作る際には大体1枚で二人分。この一枚が250~300gだったりするので、100gだと少ないような気も。(私が食い意地はってるだけかもしれませんが)やはり油を使うだけあって、カロリーはやや高めですね。
竜田揚げは唐揚げに比べるとやや低め
竜田揚げも油を使っているので低いとは言えませんが、唐揚げに比べると260キロカロリー前後とやや低め。小麦粉で揚げる唐揚げよりも、片栗粉の方が油が吸いにくいことや唐揚げの方が衣が多くつきやすいという理由があるようです。
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