聞いただけでは色の違いで、内容がどう違うかはイメージがつかないよな。違いはずばりメリットの多さのようですが、青色か白色かによって作業内容や対象者など調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんな確定申告に欠かせない青色申告と白色申告の違いを、基本から確認しつつ、文学好きのフリーランスライター熊家と一緒に解説していきます。
- ざっくり青色申告と白色申告の違いって何?
- 青色申告は手間がかかるけどメリットがいっぱい
- 白色申告はシンプルだけどメリットは少なめ
- 基本その1:控除の違いは?
- 青色申告には「受けられる控除がある」
- 白色申告は「受けられる控除がない」
- 基本その2:提出する書類の違い
- 青色申告「青色申告決済書&確定申告書B」
- 白色申告「確定申告書Aor確定申告書B」
- 基本その3:提出方法の違い
- これは青色も白色も同じ!「税務署に電子申告or持参or郵送」
- 副業するときに気をつけることは?
- 年収20万円以上になる場合は注意!
- 副業が会社にバレる一番の原因は住民税!
- 自分はどっち?青色申告・白色申告の対象者ってどういう人?
- 青色申告対象者は「規定の所得があり青色申告の承認を受けた人」
- 白色申告対象者は「青色申告の承認を受けていない人」
- 確定申告がわからないとき
- 税理士に相談しよう!
- 相談会に参加しよう!
- 青色申告・白色どちらも手間はほぼ同じなので、メリットの多い青色申告がおすすめ!
この記事の目次
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざま分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし、文学や歴史、雑学などの知識をわかりやすく解説していく。
ざっくり青色申告と白色申告の違いって何?
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副業をはじめた方やフリーランス1~2年目の方は、必ず通る確定申告。確定申告といえばややこしいイメージがありますよね。まず、押さえておくポイントは青色申告と白色申告の違いです。一緒に違いを知っていきましょう。
青色申告は手間がかかるけどメリットがいっぱい
はじめに、青色申告についてご紹介いたします。青色申告は事前に届出の必要があるうえに、帳簿が大変です。はじめてやるには、なかなか骨の折れる作業になります。しかし、特別控除で10万円か55万円、65万円を引くことができ、他にもさまざまなメリットがありますよ。
白色申告はシンプルだけどメリットは少なめ
続いて白色申告についてご紹介いたします。白色申告は事前に届出を出す必要はなく、帳簿の付け方がシンプルです。はじめて確定申告をする場合には、取り組みやすいでしょう。しかし、受けられる控除が0円でメリットは少なめです。
基本その1:控除の違いは?
ざっくりとした青色申告と白色申告の違いがわかったところで、基本的な知識として控除の違いをご紹介いたします。青か白かでお得な控除を受けられるかが決まりますよ。節税に大きく関係するので、違いをしっかりと覚えておきましょう。
青色申告には「受けられる控除がある」
青色申告は10万円・55万円・65万円のどれかの控除を受けられます(65万円控除の条件は電子申告)。65万円控除の場合、15%の税金が減りますよ。
さらに、特別控除以外にも「身内への給料を経費にでる」「10万円以上30万円未満の高額なものを経費にできる」「赤字を3年間繰り越せる」などメリットが盛りだくさんです。
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