社会雑学

3分でわかる青色申告と白色申告の違い!確定申告の基本や副業・年収で気を付けることなどフリーランスライターがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では確定申告の青色申告と白色申告の違いについてみていくぞ。

聞いただけでは色の違いで、内容がどう違うかはイメージがつかないよな。違いはずばりメリットの多さのようだが、青色か白色かによって作業内容や対象者など調べてみるといろいろ違いがあるみたいだ。

今回はそんな確定申告に欠かせない青色申告と白色申告の違いを、基本から確認しつつ、文学好きのフリーランスライター熊家と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/熊家

現在ライターとして、さまざま分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし、文学や歴史、雑学などの知識をわかりやすく解説していく。

ざっくり青色申告と白色申告の違いって何?

image by iStockphoto

副業をはじめた方やフリーランス1~2年目の方は、必ず通る確定申告。確定申告といえばややこしいイメージがありますよね。まず、押さえておくポイントは青色申告と白色申告の違いです。一緒に違いを知っていきましょう。

青色申告は手間がかかるけどメリットがいっぱい

はじめに、青色申告についてご紹介いたします。青色申告は事前に届出の必要があるうえに、帳簿が大変です。はじめてやるには、なかなか骨の折れる作業になります。しかし、特別控除で10万円か55万円、65万円を引くことができ、他にもさまざまなメリットがありますよ。

白色申告はシンプルだけどメリットは少なめ

続いて白色申告についてご紹介いたします。白色申告は事前に届出を出す必要はなく、帳簿の付け方がシンプルです。はじめて確定申告をする場合には、取り組みやすいでしょう。しかし、受けられる控除が0円でメリットは少なめです。

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青色申告に必要な事前届出の「開業届」「青色申告承認申請書」は、開業2ヶ月以内か、その年の1月1日~3月15日の間に税務署に申請が必要だ!期限を過ぎると、来年からになってしまうぞ!

 

基本その1:控除の違いは?

ざっくりとした青色申告と白色申告の違いがわかったところで、基本的な知識として控除の違いをご紹介いたします。青か白かでお得な控除を受けられるかが決まりますよ。節税に大きく関係するので、違いをしっかりと覚えておきましょう。

青色申告には「受けられる控除がある」

青色申告は10万円・55万円・65万円のどれかの控除を受けられます(65万円控除の条件は電子申告)。65万円控除の場合、15%の税金が減りますよ。

さらに、特別控除以外にも「身内への給料を経費にでる」「10万円以上30万円未満の高額なものを経費にできる」「赤字を3年間繰り越せる」などメリットが盛りだくさんです。

\次のページで「白色申告は「受けられる控除がない」」を解説!/

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