
「世話を焼く」
「世話をする」の対義語は「世話を焼く」が挙げられるでしょう。意味としては「他人の世話をする。進んで他人の面倒をみる。」ですから、対義関係にあることがわかります。
なお他にも「手を掛ける」、「目を掛ける」、「面倒を見る」など対義関係にある言葉は多くありますので、合わせて確認し覚えておくと良いでしょう。
「take care of」
慣用句としての「世話になる」に近い英語での言い回しが「take care of」でしょう。意味としては「気にかける。世話をする」で、聞いたことがある熟語かと思います。また「take care of me」で「(自分自身が)お世話になる」という意味となり、使いやすい言葉です。
また別の表現で「receive favor」や「to be under one’s care」という言い回しもあります。「receive favor」は相手の好意に焦点が当たると言えるでしょう。
以下に例文を見てみましょう。
・I exchanged information with the person who took care of me about how to succeed in the future.I was nervous because he’s a superior, but this is going to help my ranking.
お世話になった相手と、今後成功するためのノウハウについて情報交換した。目上の人だから緊張したけど、これでランキングが上がりそうだよ。
・This official search site has taken very good care of me.There is also a very extensive collection of Japanese proverbs.
この公式検索サイトにはとても世話になっている。日本語のことわざもとても充実しているんだ。
・It seems that any type of job or background can be a career booster, so I’ll be taking care of my agent.
どんな職種や経歴でもキャリアアップになるみたいだから、エージェントにお世話になることとするよ。
「世話になる」を使いこなそう
この記事では「世話になる」の意味・使い方・類語などを説明しました。簡単に復習しておきましょう。
「世話になる」は他人のやっかいになったり、援助を受けたりする際に使用する言葉でした。対義関係にある「世話をする」や「世話を焼く」も合わせて覚えておきましょう。ビジネスシーンでも日常生活でも、他人の「世話になる」シーンは生きていく上で意外と多いですから、感謝の気持ちやお礼はマナーとして忘れないようにしましょうね。