国語言葉の意味

【慣用句】「世話になる」の意味や使い方は?例文や類語を元校閲者がわかりやすく解説!

「世話になる」の使い方・例文

「世話になる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1. お世話になった会社の上司やビジネスの取引先に、転職することについて挨拶メールを返信した。

2. あなたには世話になった。最初は不審に感じただろうが、丁寧に電話対応してくれて感謝しているよ。

3. 失礼の無いよう、感謝の気持ちとしてお礼のお品を世話になった人へ持っていくことがマナーだぞ。

例文1のように、「お世話になる・なった」と丁寧語で使用することが口語では多いかもしれません。一方で例文2・3のように「世話になる・なった」で使用することも当然可能ですが、口語ではややぞんざいな印象を受けることもありますので、丁寧な印象を与えたい時には「お世話になる・なった」と使うと良いでしょう。

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「世話になる」について、まずは意味と読み方、語源、使い方と例文を見てきた。「世話になる」と「世話を焼く」で面倒をみる・みられるの関係が逆になるから気をつけろよ。「お世話になる」と口語では使うことが多いだろうな、使い方について例文でも確認しておこう。引き続き類義語や英訳なども見てみよう。

「世話になる」の類義語は?違いは?

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それでは次に、「世話になる」の類義語を2つほどピックアップしましたので、見ていきましょう。

1. 「煩わす」

今回ご紹介する最初の類義語が「煩わす」(わずらわす)です。念のため国語辞書で意味を確認しておきましょう。

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