まず皆に言いたいのはニット=セーターではないと言うことです。まさか「今日は寒いからニット着よう」とか言ってないよな。理由は2つの語源や歴史・素材を調べたらわかるみたいです。
そこで、今回はニットとセーターの違いについて、語源から確認しつつ、ハンドメイド作家の平いずみと一緒に解説していきます。
- 一般的に言うニットとセーターの違いとは?
- ニットとは1本の糸を輪にして編んだ素材の名称
- セーターとはニット素材で作られた衣類の名称
- ニット・セーターの語源とは?
- ニットの語源は「knit」
- セーターの語源は「sweat」
- ニット・セーターの歴史とは?
- ニットの歴史
- セーターの歴史
- ニット・セーターの素材の違いとは?
- ニットの素材は大きく分けて3種類
- セーターの素材は目的によって違う
- ニットとセーターに関する豆知識をご紹介!
- ニットの別名はメリヤス
- カーディガンもセーターの仲間
- まだまだある!ニット関連アイテム
- カットソーはミシンで縫えるの?
- ジャージ―素材って何?
- ニットは素材、セーターは衣類の名称と区別しよう
この記事の目次
ライター/平 いずみ
ハンドメイド作家兼Webライター。刺しゅう作家としてハンドメイド業界に17年携わっている。
一般的に言うニットとセーターの違いとは?
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寒くなってくるとニットが恋しくなってきますよね。そこで「じゃあ、ニットを着よう」と言うのは誤りで、正しくは「じゃあ、セーターを着よう」になります。理由は、ニットはセーターではないからです。そこでいまから、一般的に言うニットとセーターの違いについて解説します。
ニットとは1本の糸を輪にして編んだ素材の名称
ニットとは、1本の糸をループ状にして編んだ生地の名称です。普段着ているセーターをイメージしてみてください。たくさんの編み目からできているのがわかるでしょう。
しかし、ニットでできているものはセーターだけではありません。したがって、ニット生地でできている全てのものをニットと言うことになります。
セーターとはニット素材で作られた衣類の名称
ニット素材で作られたものは、セーター以外にもニット帽や手袋、マフラーなどさまざまあります。そのため、セーターはニット素材でできたもののひとつであり、「セーター」と言う衣類の名称であることがわかるでしょう。
ニット・セーターの語源とは?
では、ニットやセーターについて語源から見ていきましょう。
ニットの語源は「knit」
ニットの語源は英語で「knit」と記し、編む・編み物をすると言う意味です。カタカナでもニットと表記し、読み方がそのまま「編み物」や「ニットでできた製品名」として使われています。
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