国語言葉の意味

【慣用句】「身を切る」の意味や使い方は?例文や類語を元校閲者がわかりやすく解説!

この記事では「身を切る」について解説する。

端的に言えば「身を切る」の意味は「つらさや寒さが厳しい」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

建設系広報誌の企画や校閲を6年経験したMaicodoriを呼んです。一緒に「身を切る」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/Maicodori

建設系広報誌の企画・校閲などに6年以上携わり、言葉の意味や使い方を調べることが得意なWEBライター。年間100冊を超える豊富な読書量も活かし、「身を切る」の意味をわかりやすく伝える。

「身を切る」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 69584364

それでは早速「身を切る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「身を切る」の意味は?

「身を切る」には、次のような意味があります。

1. つらさや寒さが厳しく、からだを切るように感じられる。

2. 自分の金で払う。身銭を切る。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「身を切る

つらさや寒さが厳しくて、ひどくこたえる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「身を切られる

「身を切る」は「みをきる」と読み、つらさや寒さが厳しく体に堪える際に使用する言葉です。また上述した国語辞書にもあるように、「自分の金で支払う」という意味でも使用されますが、ここでは主に1つ目の意味について述べていきます。なお「身を切られる」も口語で良く使用されますが、1つ目の意味と同様になりますので、念のため国語辞書の内容を上述しておきました。

「身を切る」の語源は?

次に「身を切る」の語源を確認しておきましょう。「身を切る」の語源は明確ではありませんが、「身」と「切る」の2つがくっついた言葉ですから、それぞれの意味を確認しておきます。

まず「身」は様々な意味がありますが、ここでは身体器官というよりもやや抽象的な概念としての「わが身。自分自身。」が適切です。一方で「切る」も様々な意味があるのですが、ここでは「鋭利なもので、からだの一部を傷つける。」が近いでしょうか。本来はナイフなどの物体で傷つけるという意味なのですが、慣用句に変容していくうちに、「つらさ」や「寒さ」が「鋭利なもの」から置き換わっていったと思われます。

そのため「身を切る」を丁寧に言い回すと、「自分自身を(つらさや寒さといった)もので傷つける」となることがわかりますね。

「身を切る」の使い方・例文

「身を切る」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「身を切る」の類義語は?違いは?」を解説!/

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