
「口が裂けても」の使い方・例文
「口が裂けても」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.友人が犯した罪のことは、例え口が裂けても言えない。
2.彼女は、家族には口が裂けても言えないような秘密を抱えている。
3.唯一事件を見聞きしたという人物をあたると、口が裂けても言えないと、語ろうとしない。
「口が裂けても」は例文のように、普通、なにか秘密を握っている人物が、それを絶対に話さないと意思表示する際に使われています。主に書籍の文章中に登場することが多い慣用句となっていますが、時折映画・ドラマ・日常会話等でも口語として使われることがありますね。
また口が裂けてもは、「口が裂けても言えない」というフレーズで使われることが多くなっています。実際に使われた際は、例え口を裂かれたとしても話せないと、固い意思を伝えているとして理解していきましょう。例文から実際に使われている場面を把握することで、しっかりと意味を捉えることができます。
「口が裂けても」の類義語は?違いは?

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続いて「口が裂けても」の類義語・違いについて確認していきましょう。「口が裂けても」の類義語をいくつかピックアップしました。関連するよく似た表現との違いを確認することで、「口が裂けても」という言葉の機能をより深く理解することができます。
その1「口が腐っても」
「口が腐っても」は例え口が腐ったとしても秘密は漏らさないという、意思表示に使われている慣用句です。こちらは「口が裂けても」と、ほとんど同義の言葉として使われている類義語となっていますね。口を動かさないことで、口が腐っていったとしても、といった表現となっています。
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