見分け方1・体の大きさ
まず1つ目の見分け方は、「身体の大きさ」です。ムササビの全長は、尾っぽも入れると約70~80㎝。対してモモンガは、尾っぽを入れても全長30㎝程度です。倍以上の違いがあるので、見分けるときに大きなヒントになります。ムササビは座布団サイズ、モモンガはハンカチサイズと覚えてください。
見分け方2・尾っぽの形
2つ目の見分け方は「尾っぽの形」です。ムササビは丸い「円すい形」の尾っぽを持つのに対し、モモンガは平べったい「扁平形」の尾っぽを持っています。後ろ姿で見分ける場合、身体の大きさに加え、尾っぽの形の違いが大きなヒントです。
見分け方3・目の違い
3つ目の見分け方は「目」です。まず目の大きさ。モモンガの方が、ムササビに比べ大きくつぶらな目をしています。また目の付いている位置にも違いが。モモンガは顔の横についていますが、ムササビは顔の前の方に付いています。ムササビはネコのような顔立ちなので、正面から見分けるときのヒントになるでしょう。
日本にしかいない絶滅危惧種?ニホンモモンガ
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世界各地に生息するモモンガは、多くの種類が存在します。その中で、日本に生息するのは「エゾモモンガ」と「ニホンモモンガ」です。この「ニホンモモンガ」、実は今、絶滅のおそれがあると言われています。森林の減少・環境の悪化が原因でニホンモモンガの個体数が著しく減っていて、自治体によって絶滅危惧種に指定されているのが現状です。日本固有種のニホンモモンガ、更なる保護が必要になっています。
ムササビとモモンガの生態を知って 絶滅させない努力を
「空飛ぶ哺乳類」と呼ばれ、滑空する姿が愛らしいムササビとモモンガの違いについて詳しく解説しました。ぜひ、2種類を見分ける際のヒントにしてみてください!
ムササビとモモンガは日本で古くから愛されている生き物ですが、自然の減少で暮らしにくい環境になっているのが現実です。動物たちと人々の生活のバランスを取るのは非常に難しいテーマ。しかし、絶滅の危機にあるニホンモモンガなど、自然の生き物を守れるように暮らしていけるのが理想ですね。