
【注意点】だからと言って食べ過ぎはNG
実はささみと胸肉には「プリン体」が多く含まれています。ささみは100gあたり153.75mg、胸肉は100gあたり141.25mg。プリン体の1日の摂取量は400mg以下が推奨されており、プリン体の取り過ぎは痛風につながる可能性があります。多くのプリン体を体内に貯蓄しないよう、水分を多めに摂ることも忘れないようにしましょう。
向いている料理や調理法で気を付けるポイントはある?

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続いて料理・調理法についてです。ささみと胸肉でそれぞれの性質が違いますし、食べる目的によっては料理の方向性も変わりますので、その点を踏まえながら紹介していきます。
ささみに向いている料理は?
ささみは胸肉と比べて、水分や油分を吸収しにくく煮込んで味付けをするような味付けを行っても、内部まで浸透しないことが特徴です。そのため、あっさりと仕上がるサラダがオススメ。好みに応じてドレッシングを使うなどで味付けをするのが良いでしょう。
ちなみに私は毎日ささみとブロッコリー、枝豆、玉ねぎを入れたサラダを食べています。
胸肉に向いている料理は?
胸肉は皮付きであれば脂分を含みやすい性質となりよりジューシーな食感が楽しめます。この場合は、照り焼きや揚げ物がオススメです。反対にダイエット目的で食べるのであればヘルシーさが求められるので、油分を含まない蒸し鶏やサラダにするのが良いでしょう。
ささみの調理では加熱前にすじを取ろう!
ささみはお肉の性質上、熱を通すことで固く仕上がりやすい食品です。少しでもおいしく食べるには調理前に「すじ」をとることをオススメします。また熱を均一に通すためにも、一口大にカットすることも固くなりにくくする方法です。
胸肉の調理では水分を飛ばすな!
ダイエット目的であればおすすめできませんが、おいしく食べることを目的とするならば「加熱前に水分を飛ばさないよう下ごしらえをする」とよいでしょう。方法は「砂糖と酒に浸けること」。これを行うだけで仕上がりが大きく変わります。更に、浸ける際に片栗粉を少し加えることで、より水分が逃げにくくなるでしょう。
ダイエットを成功させるためのアドバイス

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ここではダイエットについても少し触れていきます。痩せるために必要なことは1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回らないことです。そのためには、自分は「1日にどれくらいのカロリーが必要なのか」「1日にどれくらいのカロリーを摂取しているのか」を知らなければなりません。
また、ダイエットに立ちはだかる「リバウンド」。ここではリバウンドのリスクを抑え、ダイエットを成功させるための秘訣を解説していきます。
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