
細かくみていくとそれぞれの特徴があるのでキリがありませんが、普段から食べている私からすると一番の違いは「食感」です。加熱することで水分が逃げてしまい「パサパサ」感が生まれますが、より身がしまっているのは「ささみ」で、歯ごたえが胸肉よりもささみの方があります。
「おいしさ」については好みによるので、気になる方は実際に食べ比べてみるとよいかもしれません。
どうしてささみと胸肉はダイエットに良いとされているの?
ささみと胸肉はダイエット時によく食べるものとして有名な食品です。なぜ、ダイエットにささみや胸肉を使うのでしょうか。「カロリーが低い」以外にも様々なメリットがありますので、紹介していきます。
理由その1→低糖質だからお腹が空きにくい
食事をとると血糖値はある程度上昇するのですが、「お腹が空く」状態とは血糖値が下がっている状態であり、脳から「糖分を補給するよう」指令が出ます。このときに糖質を多く摂ってしまうと、血糖値の変動が激しく間食や食事量の増加に繋がり体重増加や糖尿病に繋がるのです。
一方、ささみと胸肉は糖質がほとんど含まれていないため、食べても血糖値の変動が少なくお腹が空きにくい状態となり、ダイエットに繋がりやすい食品とされています。
理由その2→高たんぱく質だから燃焼しやすい
食事をとると食べ物は消化され、必要な栄養素は分解&吸収されます。この分解されるときに使うエネルギーのことを「食事誘発性熱産生」といい、たんぱく質を分解するときには特に多く消費されるのです。この働きは代謝の底上げにもつながっています。
理由その3→とにかく安い
ささみや胸肉はスーパーやコンビニで200円程度と安く買うことができるため、ジム通いの手間や費用と比べると圧倒的に安く、かつ簡単に始めることができます。今ではサラダチキンとして売っているところも多く、料理をしなくともそのまま食べられる点も魅力の一つです。
よりダイエットに向いているのはささみ!
栄養価としてはどちらもほぼ同じですが、ダイエットを行う場合は「より効果的に体重を落とす」にかかっていますので、ささみをオススメします。また、満腹感も得られますので「3食のうちの1食をささみを主体とした食事にする」ことも可能です。また、ダイエット序盤は糖質を控えることに体が慣れず小腹が空くときもあるかと思います。
最近ではスーパーに「ささみチキン」という商品もありますので、ささみチキンを間食として食べる方法も一つですね。
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