どちらも自分の中で思い浮かべた考えとして、使うイメージがあるよな。違いはずばり論理的か感情的かのようですが、考え方によって意味や使い方が違うなど調べてみるといろいろ違いがあるみたいです。
今回はそんな文章の作成に欠かせない言葉の違いを、定義から確認しつつ、文学好きライターの熊家と一緒に解説していきます。
- 「思い」と「想い」の意味の違い
- 「思い」:頭の中で考えているもの
- 「想い」:心の中でイメージするもの
- 「思い」と「想い」の使い方の違い
- 基本的な文章や公的な文章には「思い」を使う「御社に活かせると思います」
- ムードを出したい場合は「想い」を使う「あなたへの想いを伝えます」
- 「思い」と「想い」の類義語は?
- 「気持ち」:物事に対しての心の持ち方
- 「意中」:心の中で思っていること
- 「情感」:人の心に訴えるような、しみじみした感じ
- 「心情」:心の中にある思いや感情
- 英語で「思い」と「想い」は?
- 「thought」:思索・考え
- 「feelings」:胸三寸・気持ち
- 「emotion」:情緒・感情
- 「sentiment」:感傷・情趣
- シーン別に「思い」と「想い」を使い分けよう!
- 履歴書では「思い」が正解
- 感情を伝える手紙では「想い」が正解
- 小説・詩では場面で使い分ける
- 「思い」は気持ちや考え、「想い」は主観的に考えること
この記事の目次
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざま分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし、文学や歴史などの知識をわかりやすく解説していく。
「思い」と「想い」の意味の違い
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「思い」と「想い」は、同じ読み方をしていても意味が微妙に違います。意味を知ると書き手はどう伝えたいのか、そのニュアンスを読み取れますよ。それでは、「思い」と「想い」の意味の違いについてご紹介いたします。
「思い」:頭の中で考えているもの
「思い」の意味を一言でいうと、頭の中で考えているものです。「これこれだ」「こうなるだろう」と頭の中で思い描き・あれこれと心に掛けてわずらい、もしくは嘆くことを表します。
また、「思」の漢字の意味は「こまごまと考える。思いを巡らせる」です。「思」を用いた言葉は「思考」「思惑」「思想」などがあります。
「想い」:心の中でイメージするもの
「想い」の意味を一言でいうと、心の中でイメージするものです。心に思い起こした感情・物事や人に対して、ある感情を抱くことを表します。
また、「想」の漢字の意味は「心に思い浮かべる。小説などの組み立てについての計画」です。「想」を用いた言葉は「想像」「妄想」「発想」「構想」などがあります。
「思」の漢字の成り立ち
「子児の脳」の象形と「心臓」の象形から頭脳と心で「おもう」を意味する「思」という漢字が成り立ちました。
(出典:漢字辞典-OK辞典/https://okjiten.jp/kanji259.html)
「想」の漢字の成り立ち
「大地を覆う木の象形と目の象形」(事物の姿を「みる」意味)と「心臓の象形」から、心にものの姿をみる、「おもう」を意味する「想」という漢字が成り立ちました。
(出典:漢字辞典-OK辞典/https://okjiten.jp/kanji436.html)
「思い」と「想い」の使い方の違い
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「思い」と「想い」の意味の違いを知っていただけたところで、次は使い方の違いをご紹介いたします。微妙な違いですが使い分けることで、的確に自分の感情を相手に伝えられますよ。
基本的な文章や公的な文章には「思い」を使う「御社に活かせると思います」
「思い」は基本的な文章に使います。「こう考えます」「こう感じます」などは「思います」と表現可能です。論理的に考えたものについて言及するときは「思い」を使います。
また、「思います」は公的な文章でも使用可能です。たとえば「御社に活かせると思います」「入社後は〇〇できるよう、頑張っていきたいと思います」などが例文にあげられます。
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