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【ことわざ】「井蛙の見」の意味や使い方は?例文や類語を超読書家Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「井蛙の見」について解説する。

端的に言えば井蛙の見の意味は「見識が狭い」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

絵本から専門書まで読み漁る本の虫、シクロを呼んです。一緒に「井蛙の見」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/シクロ

絵本から専門書まで読み漁る本の虫。塾講師の経験もあり、難関校への合格実績も多数。

知識を仕入れれば仕入れるほど、自分の知らない世界が多いことを実感する日々。人の一生は多くの物事を理解するには儚いと感じるが、それもまた情緒があると考えている。

「井蛙の見」の意味や語源・使い方まとめ

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「井蛙の見」と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。同じ意味の言葉として「井の中の蛙大海を知らず」という言葉があり、こちらを聞いたことがある方もいることでしょう。学問の分野からビジネスシーンまで幅広く活躍の機会がある言葉ですから、身に着けてスマートに使いこなしてみてください。

それでは早速「井蛙の見」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「井蛙の見」の意味は?

「井蛙の見」には、次のような意味があります。

1.井戸の中にいる蛙程度の見識。狭い見識のたとえ。

出典:用例でわかることわざ辞典(学研出版)「井蛙の見」

皆さんも生活をする中で、自分の視野や見識がいかに狭いものであるかを実感したことはないでしょうか。かく言う筆者も毎日のようにいかに自分の世界が狭いかを実感してます。人間である以上どうしても主観的に物事を考えがちであり、自分の先入観を取り払った考え方は慣れないうちは中々難しいところでしょう。

そのような場面で使える言葉がこの「井蛙の見」です。

ビジネスの場面などでは相手に教えを乞う時にへりくだって使うこともできます。また、他人に対しても考えが足りない行動をとった際に諫める言葉として使用しても良いでしょう。失敗した際に反省を促す為に使う方法もあり、使える場面は多いです。

「井蛙の見」の語源は?

次に「井蛙の見」の語源を確認しておきましょう。「井蛙の見」の読みは「せいあのけん」です。この井蛙という言葉は読み方に慣れていないと思い浮かばないことでしょう。また、出典は荘子の『秋水』です。

井蛙の井は井戸を指しており、井戸の中にいる蛙の見識、視点という意味を表しています。井戸は地面を掘り進んだ筒状になっているため、井戸の底から見上げた視覚情報は井戸の中と井戸の上空だけです。

つまり井戸の中のカエルから見えるものは非常に少ないことから、狭い見識という意味の由来となっています。

\次のページで「「井蛙の見」の使い方・例文」を解説!/

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