ジェラートはイタリア人にとって国民食的存在
ジェラートはイタリアのお菓子。イタリア語で「アイスクリーム」と定義され、広い意味では「凍った菓子」を指すそうです。イタリア人にとってジェラートは国民食のような存在で、一人当たりの年間消費量は10キロ以上とも言われます。ジェラートは季節の果物や果汁などもふんだんに使用して製造されるため、その華やかな見た目にもかかわらずあっさりとしているのが特徴です。
ジェラートという定義は日本にはない
先に説明した通り、アイスクリームは規格値によって定義が決められていました。では「ジェラート」とはどんな定義をされたものなのか、疑問に感じるのではないでしょうか。ですが実は「ジェラート」という言葉が何を指し示しているか、それを明確に定義する法令は日本においては存在しないのです。よって、何をもってジェラートとするかは非常に曖昧となっています。
ジェラートがアイスクリームではないというのは本当か?
イタリアにおいては、ジェラートは「アイスクリーム」を意味するもの。ですが実は、アイスクリームの基準は各国で異なるものであり、日本においてはジェラートを「アイスクリーム」とは定義できません。それは、一般的に乳脂肪分が5%前後と考えられるジェラートは、日本の法令に照らすと「アイスミルク」となるからです。これがジェラートはアイスクリームではないと言われる所以なのですね。ただし、これはあくまで法令上の分類の話。私たち消費者にとっての生活上の観点で言えば、「アイスクリーム」の一種と捉えて差し支えないでしょう。
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