雑学食べ物・飲み物

3分でよく分かるアイスとジェラートの違い!実は曖昧?意味から定義・歴史までデザートのプロがわかりやすく解説

今回のテーマは女性に根強い人気のデザート、「アイス」と「ジェラート」の違いです。
最近ではコンビニでも「ジェラート」と書かれたものを見かけるが、そもそもジェラートって一体何だか説明できるか?アイスとの違いを答えられるか?
二つの意味や定義を詳しく知ることで、これまで漠然としていた違いを理解でき、今後は自信をもってアイスについて語ることができるでしょう。
今回は、ヨーロッパ各国から、アイスをはじめ様々なデザートの輸入を手掛ける現役商社マンMIYABIと一緒に解説していきます。

ライター/MIYABI

某大手商社の食品部門に勤務する現役営業ウーマン。主にヨーロッパの食材の営業・マーケティングに携わる。アイスを含めたデザートは、これまで最も担当年月が長い商品。商品選定と品質チェックのため毎日のようにデザートを食べている。

アイスクリームって?

image by iStockphoto

それではまず初めに、アイスクリームとはどんなものなのかということから見てきましょう。

アイスクリームはデザートの代表選手

アイスクリームとは、牛乳・乳製品や砂糖などを材料とし、冷やしながら空気を含むように混ぜて凍らせたお菓子です。ケーキと並んで人気の高い「デザートの代表格」とも言える存在で、今や私たちの日常とは切り離せないものとなっています。「アイス」とも呼ばれますが、「アイス」は「アイスクリーム」の略称。よってこの記事では以後、「アイスクリーム」と記して説明していきます。

アイスクリームの定義と分類

私たちが普段「アイスクリーム」と呼んでいるものは、実はもっと細かいカテゴリーに分類されているのを知っていますか?アイスクリームは、食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」「食品、添加物等の規格基準」の定める規格によって種類が分けられています。

その内訳は、乳固形分が3.0%以上のものが「アイスクリーム類」とされ、含まれる乳固形分・乳脂肪分の割合に応じてさらに「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」と細分化されるのです。また、乳固形分が3.0%以下のものは「氷菓」と分類され、シャーベットやかき氷などがこのカテゴリーに該当します。よって、勝手に「アイスクリーム」と謳っていいわけではなく、きちんと法令で定義された基準があるのです。

分類の表示は毎日の生活に役立つ情報

このアイスクリームの分類は、商品裏面の「種類別」の箇所を見れば私たち消費者でもすぐに分かります。どこの国で誰が製造したものであっても、日本で流通する際の基準は一定。そう考えるとなんだか安心ですね。これらの分類と食品表示は、食の安全性をサポートしてくれる「消費者の味方!」とも言える存在なのです。

\次のページで「ジェラートって?」を解説!/

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