ウイスキーの世界では多くの用語が使われ、似たような表現も多いよな。お店での注文時に恥をかかないためにも、しっかりと違いを理解しておく必要がある。
今回は、ウイスキーを注文する際によく使われる「シングル」と「ダブル」について、お酒が大好きなwebライターぽりにかと一緒に解説していきます。
- 「シングル」・「ダブル」の意味、違い
- 「シングル」は指一本分
- 「ダブル」は指二本分
- 「シングル」・「ダブル」の違いはずばり、ウイスキーの量
- 他にも覚えておきたいウイスキーの量の表し方
- 国によって量が異なる!?「ジガ―」
- 「ショット」はシングルと同じ!?
- 「ハーフ・ハーフショット」はどんな時に使う?
- 他にもある!ウイスキーの「シングル」「ダブル」
- 「シングルモルト」はウイスキー界の地酒
- カスク=樽!「シングル/ダブルカクス」の違いとは
- 代表的なウイスキーの飲み方
- 基本となる「ストレート」
- 初心者でも楽しめる「ハイボール」
- 日本独特の「水割り」
- 風味を楽しむ「トワイスアップ」
- 味の変化を楽しむ「ロック(オン・ザ・ロック)」
- 専門用語を理解して、楽しいウイスキーライフを!
この記事の目次
ライター/ぽりにか
毎晩ウイスキーで晩酌を楽しむwebライター。バー巡りが趣味な他、家でも複数のボトルを保有しており、日々様々なお酒を楽しんでいる。
「シングル」・「ダブル」の意味、違い
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ウイスキーでよく使われる「シングル」と「ダブル」は、それぞれグラスに注ぐウイスキーの量を表しています。昔に使われた指の本数でウイスキーの量を測る測定法から、「シングル」「ダブル」という表現が使われるようになりました。
「シングル」は指一本分
「シングル」は1オンス(約30ml)です。「シングル」はグラスの底から指一本分(第一関節まで)=ワンフィンガー程度とされています。
「ダブル」は指二本分
「ダブル」は2オンス(約60ml)です。「ダブル」はグラスの底から指二本分(第二関節まで)=ツーフィンガー程度とされています。
「シングル」・「ダブル」の違いはずばり、ウイスキーの量
バーなどウイスキーを注文する際に、特に指定しなければ「シングル」で提供されることが多いでしょう。ウイスキーは度数が高いものが多いので、飲みすぎを防止する目的でシングルが基準とされているとも言われています。また、初めて飲む銘柄を試す場合にも「シングル」が適しているといえるでしょう。逆に、気に入っている銘柄を多く飲みたい場合には「ダブル」を注文するケースもあります。
また、ロック(氷を入れて飲む)で注文し、味の変化を長く楽しむ場合にも、「ダブル」が適しているといえるでしょう。
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