理科生態系生物

生物基礎で必須!「ギャップ更新」って何?植生と遷移との深い関係とは?現役講師が簡単解説!

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田んぼであれば、植生のメインは”イネ(稲)”ということになるだろうな。

植生の遷移

日本は気温や降水量に恵まれていますので、私たちの周囲には当たり前のようにたくさんの植物が存在し、場所によって多様な植生をみることができます。

ここで少し考えてみましょう。植生というのは、今も昔も、これからもずっと変わらぬ姿を保ち続けるのでしょうか?

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「永遠に同じ」ということはないだろうな。

自然に種が運ばれてきて、それまでなかった植物が生えることもあるだろうし、反対に枯れることだってあるだろう。

image by iStockphoto

そうですね。一般的に植生は時間の経過とともに移り変わっていきます。これが植生の遷移です。

日本のように十分な気温と降水量のある環境でみられる植生の遷移の例をみてみましょう。

裸地…植生のない状態。

コケ植物など、厳しい環境に強いパイオニア植物の侵入

草原…草本類を中心とした植生 例)ススキ

低木林…低木を中心とした植生 例)ヤシャブシなど

陽樹林…明るいところを好んで生育する樹木(陽樹)を中心とした植生

混交林…陽樹と陰樹の入り混じる森林

陰樹林…暗いところを好んで生育する樹木(陰樹)を中心とした植生

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最後は「陰樹林」で止まるのか?

あくまで一例なのですが、日本のような土地では、最終的に陰樹林にたどり着くとされますね。陰樹林が形成されると、よほどのことがない限り、全体的な植生はそれ以上変化しにくくなるんですよ。このような状態を極相(きょうくそう)、またはクライマックスといいます。

極相で多く見られる植物種はとくに極相種ともよばれますね。

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yu_onozuka