「どちらも首飾りだから同じ」だとまさか思ってないよな。けれども語源から調べてみると、二つには装飾に関して明確な違いがあるみたいです。豆知識として知っておくと、仲間から感心されるでしょう。
今回はペンダントとネックレスの違いを、語源から確認しつつ、ハンドメイド作家の平いずみと一緒に解説していきます。
ライター/平 いずみ
ハンドメイド作家兼Webライター。刺しゅう作家としてハンドメイド業界に17年携わっている。
ペンダントとネックレスの違いとは?
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首に着けるアクセサリーのことをペンダント、またはネックレスと呼んでいる人も多いですが、実は二つは同じものではありません。なぜなら、ペンダントとネックレスには中央にぶら下がる飾りがついているかという、はっきりとした違いがあるからです。
ペンダントはぶら下がった飾りがついている首飾り
それでは、具体的にペンダントがどのようなものかみていきましょう。ペンダントとはチェーンにぶら下がる飾りがついている首飾りをさします。身近なものでは、宝石がぶら下がったネックレスなどをイメージすると良いでしょう。
ネックレスは紐状の首飾り
一方、ネックレスとはチェーンにぶら下がる飾りがついていない、紐状の首飾りのことをさします。身近なものでは、スポーツ選手がしているようなシンプルなチェーンだけのものや、冠婚葬祭などで着ける真珠のネックレスをイメージすると良いでしょう。
ペンダントとは?
ペンダントにはチェーンの中央にぶら下がっている飾りがついているのが特徴です。この飾りのことを「ペンダントトップ」や「ペンダントヘッド」、「チャーム」などと呼びます。ペンダントトップはチェーンから取り外せるため、好みのパーツと自由に付け替えられるでしょう。
またチェーンだけではなく、革紐に石や貝殻などの飾りがぶら下がったものもペンダントになります。
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