今回のテーマは「カフェオレとカフェラテ、カプチーノの違い」です。カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、それぞれ日常的に飲むコーヒーですが、違いについて正しく言えるでしょうか。
実際に飲んでみても「なんとなく味は違うけど、イマイチよくわからん…」となるんじゃないか?
それぞれがどのように違うのか、また「どれが一番甘い?」「スタバで買えるものはどれ?」「カロリーの差」といった疑問について、カフェマニアである「けい」と一緒に解説していきます。
- カフェオレとカフェラテとカプチーノの違いって?
- カフェオレ→やや苦め・若干酸味あり・ミルクあり
- カフェラテ→やや苦め・ミルクあり
- カプチーノ→やや苦め・マイルド・ミルクあり
- それぞれができるまでの流れを詳しく見てみよう!
- ステップ1.焙煎
- ステップ2.抽出
- 抽出方法1:ドリップ方式
- 抽出方法2:エスプレッソ方式
- ミルクの量はどう変わってくる?
- カフェオレの場合→普通に温めたミルクを使用・割合5:5
- カフェラテの場合→スチームドミルク使用・割合2:8
- カプチーノの場合→スチームド+フォームドミルク使用・割合3:7
- カフェオレとカフェラテ、カプチーノについての疑問
- どれが一番甘いの?
- スタバで注文できるものは?
- カロリーの差はあるの?
- どのコーヒーもおいしいので、どれもオススメです!
この記事の目次
ライター/けい
週に2、3回はカフェへ通うカフェマニア。以前はコーヒーを毎日3杯は飲んでしまっていたが、あまりにも飲み過ぎて、胸やけと友達になってしまったため最近は1杯に控えている。コーヒーのことを知りたい衝動に駆られ、コーヒーの製造過程の動画までをも見てしまうほどのコーヒー好き。
カフェオレとカフェラテとカプチーノの違いって?
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同じコーヒーでも、カフェオレはフランス発祥のコーヒー、カフェラテとカプチーノはイタリア発祥のコーヒーというように、それぞれの背景が違っています。そのため、コーヒーのベースが異なっており、フランスではドリップコーヒー、イタリアではエスプレッソと考えてください。
この点を踏まえて、カフェオレとカフェラテとカプチーノにおける風味の違いについて簡単にみていきましょう。
カフェオレ→やや苦め・若干酸味あり・ミルクあり
フランス語で「café au lait」と表記し、ドリップコーヒーにミルクが入っているコーヒーです。カフェラテやカプチーノと比べて、コーヒー豆の焙煎度が浅く、「苦みは少ない代わりに酸味ある」という特徴があります。
カフェラテ→やや苦め・ミルクあり
イタリア語で「Caffè Latte」と表記します。エスプレッソにミルクが入っていますが、コーヒー豆の焙煎度合いが深いため、カフェオレよりも苦いこと、表面にミルクが浮いているのが特徴です。
カプチーノ→やや苦め・マイルド・ミルクあり
イタリア語で「cappuccio」と表記します。エスプレッソに「フォームドミルク」「スチームドミルク」という2種類のミルクを入れるコーヒーです。苦みは感じますが、他のコーヒーと比べると、よりマイルドな口当たりに仕上がっています。
結局、「コーヒーって苦いだけ?」「どれもコーヒーにミルクが入っているだけで、一緒なの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
明確な違いがあり、それはコーヒー豆の「焙煎度」・「抽出方法」と「ミルクの分量」です。これらが整理できると、カフェオレとカフェラテ、カプチーノの違いがより分かりやすくなると思います。
以下に、コーヒーの作られる工程とミルクについてまとめてみましたので一つ一つ見てみましょう。
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