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【慣用句】「血祭りに上げる」の意味や使い方は?例文や類語を漢検準一級ライターがわかりやすく解説!

この記事では「血祭りに上げる」について解説する。

端的に言えば血祭りに上げるの意味は「敵を殺して士気を奮い立たせる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

漢検準一級を保有しており言葉に詳しいたきじを呼んです。一緒に「血祭りに上げる」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/たきじ

国立大学卒、漢検準一級保有のライター。高校時代の得意科目は国語と英語。漢字の意味やことわざ、熟語が好きで、新しい言葉を覚えるのが得意。

「血祭りに上げる」の意味や語源・使い方まとめ

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「血祭りに上げる」という慣用句をご存知でしょうか。バトル漫画やアニメなどではよく使われる表現なので聞いたことがある方も多いことでしょう。文字だけ見ると物騒なイメージなので日常ではあまり使うことのない言葉かもしれません。一体どのような意味や語源を持っているのでしょうか。

それでは早速「血祭りに上げる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「血祭りに上げる」の意味は?

「血祭りに上げる」には、次のような意味があります。

1.出陣の際、敵方の者を殺して士気を奮い立たせる。
2.戦いの初めに、威勢よく最初の相手を倒す。


出典:デジタル大辞泉(小学館)「血祭りに上げる」

「血祭りに上げる」の読み方は(ちまつりにあげる)です。戦いに出陣する際に敵を殺して味方の士気を上げるという意味を持ち、そこから単に威勢よく最初の相手を倒すという意味でも使われます。基本的に戦などの戦いの場面で使われていた言葉ですが、スポーツの試合などでも最初の敵を勢いよく倒して士気を奮い立たせるという意味で使うことも可能です。

「血祭りに上げる」の語源は?

次に「血祭りに上げる」の語源を確認しておきましょう。

「血祭り」とは、古代中国において出陣の際いけにえを殺してその血で軍神を祭る「血祭」(けっさい)からきています。日本では中世ごろに現れ、戦いの初めに敵を殺して士気を高めるときに使われていました。近年ではそこから転じて単にひどい目に合わせるという意味でも使われることがあります。

\次のページで「「血祭りに上げる」の使い方・例文」を解説!/

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