国語言葉の意味

【慣用句】「下端に付く」の意味や使い方は?例文や類語を元校閲者がわかりやすく解説!

この記事では「下端に付く」について解説する。

端的に言えば「下端に付く」の意味は「下手に出る」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

建設系広報誌の企画や校閲を6年経験したMaicodoriを呼んです。一緒に「下端に付く」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/Maicodori

建設系広報誌の企画・校閲などに6年以上携わり、言葉の意味や使い方を調べることが得意なWEBライター。年間100冊を超える豊富な読書量も活かし、「下端に付く」の意味をわかりやすく伝える。

「下端に付く」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 60381704

それでは早速「下端に付く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「下端に付く」の意味は?

「下端に付く」には、次のような意味があります。

「下手(したて)に出る」に同じ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「下端に付く

相手に対してへりくだった態度で接する。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「下手に出る

「下端に付く」は「したばにつく」と読み、相手に対してへりくだった・謙虚な態度で接する際に使用する動詞です。上述した国語辞書では同じとされている「下手に出る」(したてにでる)も意味を掲載しておきました。

「下端に付く」は過度にへりくだり、自分を卑しいものとした態度の場合も使用しますが、単に謙遜する際にも使います。つまり同じ言葉でも謙遜の程度が異なりますので、文脈によって正確な意味を判断しましょう。なお「へりくだる」(遜る・謙る、どちらの漢字でも意味は同じ)もそれほど口語で使う言葉ではありませんので、念のため意味を確認しておきます。

相手を敬って自分を控えめにする。謙遜(けんそん)する。卑下する。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「へりくだる

「下端に付く」の語源は?

次に「下端に付く」の語源を確認しておきましょう。その語源は明確ではありませんが、文字通り「下端」と「付く」がくっついた言葉ですから、それぞれの意味を確認してみます。

まず「下端」は「物の下面、または下部の端。」で、モノの下面という意味です。本来は「態度」や「姿勢」といった意味合いは含まれていないのですが、ここでは「態度の下部の端」(謙虚)というニュアンスなのでしょう。一方で「付く」は非常に多くの意味を持ちますが、ここでは「ある定まった状態がつくられる。」が近いと思われます。「決心が付く」というような使われ方ですね。

そのため「下端に付く」を丁寧に言い回してみると、「謙虚な状態がつくられる」となることがわかります。明確な語源はわかりませんが、このように意味を分解してみると成り立ちがなんとなく理解できますね。

\次のページで「「下端に付く」の使い方・例文」を解説!/

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