国語言葉の意味

【慣用句】「火を吹く」の意味や使い方は?例文や類語を元塾講師がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「火を吹く」について解説する。

端的に言えば火を吹くの意味は「ほのおが吹き出る」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

塾講師を経験したナギセを呼んだ。一緒に「火を吹く」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ナギセ

塾講師経験のあるライター。もちろん国語も教えた経験あり。国語好きを生かし、楽しく解説する。

「火を吹く」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「火を吹く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「火を吹く」の意味は?

「火を吹く」には、次のような意味があります。

1.ほのおが吹き出る。激しく燃え出す。

2.銃口から弾丸が激しい勢いで飛び出す。

3.内にたまっていたものが表に激しい勢いで出る。

4.暮らしを立てる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「火(ひ)を吹く」

この言葉は複数の意味があります。4の意味はなかなか聞かないかもしれません。しっかり覚えておきましょう。

「火を吹く」の語源は?

次に「火を吹く」の語源を確認しておきましょう。

四つ目の意味に関しての語源をご紹介します。こちらは、かまどの下の火を吹いて炊事をしていたことから暮らしを立てるという意味になったようです。

「火を吹く」の使い方・例文

「火を吹く」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.タンクが火を吹いて大騒ぎになった。

2.彼の放った銃が火を吹く。

3.トラブルへの不手際な対応に皆の怒りが火を吹き、批判が殺到した。

4.火を吹くために就職する。

4つの例文はそれぞれ意味の違う使い方がされています。文章を読んでどういう意味で使われているか理解できるようにしましょう!

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「火を吹く」の理解はできてきたか?意味がたくさんあったな。これからもっと詳しく見ていくぞ!

「火を吹く」の類義語は?違いは?

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「火を吹く」の類義語にはどんなものがあるでしょうか。早速見ていきましょう!

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