国語言葉の意味

【慣用句】「一山いくら」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「一山いくら」について解説する。

端的に言えば一山いくらは「安物」という意味だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験した柊 雅子を呼んだ。一緒に「一山いくら」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/柊 雅子

イベントの司会や雑誌の記事作成を仕事としてきたライター、柊 雅子。「一山いくらの商品を並べている個人商店が好き」という彼女が「一山いくら」について解説する。

「一山いくら」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「一山いくら」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「一山いくら」の意味は?

「一山いくら」という慣用句はデジタル大辞泉に記載されていません。

そこでここでは「一山」と「いくら」に分けてその意味を考えていくことにします。

 

一山

1.一つの山。また、ある山全体。

2.山の形に積み上げたひとかたまり

3.物事の困難な場面の一つ。一つの山場。

 

出典:デジタル大辞泉(小学館)「一山」

いくら

1.数量・値段の不明・不定なときにいう語。どれほど。どのくらい。

2.(「いくらも」「いくらでも」の形で)不定ではあるが、ある程度の数量をいう。 ア:相当多い程度。どれほどでも。たくさん。 イ:(あとに打消しの語を伴って用いる)それほど多くない程度。ほとんど。

3.(接尾語的に用いて)その数値の下の位の数値を大まかにいう。

副(あとに「ても」「でも」を伴うことが多い)量や程度のはなはだしいさま。どれほど。どんなに。

 

出典:デジタル大辞泉(小学館)「いくら」

「一山」にも「いくら」にもいくつかの意味がありますね。

これらの中で「一山」「山の形に積み上げたひとかたまり」「いくら」「数量・値段の不明・不定なときにいう語。どれほど。どのくらい」という意味です。なので「一山いくら」「このひとかたまりで値段は〇〇」という意味になりますね。

スーパー等では野菜や果物は発泡トレイに並べられ、ラップを掛けて並べられています。鰯等も数匹まとめて同じように並べられていますね。

ところが商店街等の個人商店では、カゴに小さくまとめて盛られた物品がラップをかけずにそのまま並べられていることがよくあるのです。そんなミカンやキュウリを見たことがありませんか。そしてそれらの物品が商品として並べられているのは通りに面した店舗の一番前、人の目につくところですね。これらは買い物客を店に呼び込むための商品。なので人目をひくように「安い」と思える値段が表示されています。「一山いくら」で売られている商品は「安物」ということになるのです。

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