その1「stay away from home」
「stay away from~」は、「~から離れている」という意味です。「~」に「家」という意味の「home」を入れ、「家から離れている」、つまり「家を空けている」を表します。「家を外にする」が持つ、頻繁に外出しているニュアンスを出すには、「しばしば」という頻度を表す単語「often」を入れるとよいでしょう。「トムは家を外にしている」は「Tom often stays away from home.」と英訳できそうです。
ただし、「家庭をかえりみない」までの意味合いは表せていないので、文脈によっては注意しましょう。
その2「be not at home」
「在宅している」を意味する「at home」という表現を利用し、「be not at home」で「家にいない、外出している」を表します。そこに、「たいてい」という頻度を表す副詞の「usually」を入れて、「家を外にする」の意味合いに近づけることができそうです。さきほどの「トムは家を外にしている」は、「Usually, Tom is not at home.」と言い換えられるでしょう。
「家を外にする」を使いこなそう
この記事では「家を外にする」の意味・使い方・類語などを説明しました。「家を外にする」は「外出しがちで家庭生活がおろそかになる」を表すのでしたね。今後、外泊ばかりで自分の家に帰らない人に出会ったとき、「彼は家を外にしている」と使ってみてください。
ある慣用句を検索したとき、関連情報として出てくる用語も追加して覚えてしまうことが、日本語力アップのひとつの手段です。たくさんの慣用句を自分のものにして使いこなしましょう!