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【慣用句】「護摩を焚く」の意味や使い方は?例文や類語を元新聞記者がわかりやすく解説!

この記事では「護摩を焚く」について解説する。

端的に言えば、護摩を焚くの意味は「護摩の修法を行う」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元新聞記者で、ライター歴20年のトラコを呼んです。一緒に「護摩を焚く」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/トラコ

全国紙の記者を7年。その後、雑誌や書籍、Webでフリーの記者などとして活動中。文字の正確さ、使い方に対するこだわりは強い。

「護摩を焚く」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速、「護摩を焚く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「護摩を焚く」の意味は?

「護摩を焚く」の読み方は、ごまをたく、です。

次のような意味があります。

護摩の修法を行う。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「護摩を焚く(ごまをたく)」

「護摩を焚く」で、まず知っておかないといけないのは、「護摩」についてです。

「護摩」とは、密教において、不動明王や愛染明王などの前に「壇」を築き、火炉を設けてヌルデ(白膠木)などを燃やし、煩悩を焼却すると同時に、息災や降伏などを祈願して修める方法ややり方(修法)のこと。

密教は秘密仏教の略称、壇(護摩壇)は儀式を行う際に一段高くしつらえた場所、白膠木はウルシ科の落葉小高木、修法は加持祈祷です。

この修法を行うことを「護摩を焚く」と言いますが、一般にはなかなかなじみがないかもしれません。

「護摩を焚く」の語源は?

次に、「護摩を焚く」の語源を確認しておきましょう。

「護摩」は、サンスクリット語の「homa」(梵)で、焼く、焚くという意味の音写です。音写とは、ある言語の語音を他の言語の文字を用いて書き写すこと。

焚くという言葉を加えなくても、護摩だけでそれが目的と意味するものの、わかりやすく説明するために「護摩を焚く」という用語になったのかもしれません。

ちなみに、仏教の中で護摩が行われるのは、日本の真言宗・天台宗、チベット仏教など。護摩を焚く儀式が行われる場所を「護摩堂」と言います。

\次のページで「「護摩を焚く」の使い方・例文」を解説!/

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