「意に適う」の使い方・例文
「意に適う」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.主人の意に適う品物を集めた。
2.お得意様の意に適うよう、半端な商品は置かないよう努める。
3.政府の意に適った行動以外は認められない。
「意に適う」は例文のように第三者が気に入る・望み通りになるといった場面で使われています。また特に主人・お客様・政府など、目上の人物に対して使われることが多いですね。自身よりも立場が上の人物に対して、その方が気に入りそうなもの・行動を見せる。
「意に適う」はこうした使われ方をしている慣用句です。また意に適うは「意に適った」・「意に適って」など変化することも。こうした一部変形についても覚えておきましょう。
「意に適う」の類義語は?違いは?
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続いて「意に適う」の類義語・違いについて閲覧していきましょう。4つの関連する類義語をピックアップしました。よく似た表現との違いを確認することで、「意に適う」という言葉の意味をより深く理解することができます。
その1「お気に召す」
「お気に召す」は気に入るの敬語表現です。目上の人物が気に入りそうな品を贈る・望みに適う行動をとったときに使います。「意に適う」も目上の人物が気に入ったという場合に使う言葉のため、非常によく似た意味をもった類義語ですね。お気に召すは現在でもビジネスシーンで時折使われています。
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