国語言葉の意味

【慣用句】「見る影も無い」の意味や使い方は?例文や類語を元塾講師がわかりやすく解説!

この記事では「見る影も無い」について解説する。

端的に言えば見る影も無いの意味は「見るに堪えない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

塾講師を経験したナギセを呼んです。一緒に「見る影も無い」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ナギセ

塾講師経験のあるライター。もちろん国語も教えた経験あり。国語好きを生かし、楽しく解説する。

「見る影も無い」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「見る影(かげ)も無い」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「見る影も無い」の意味は?

「見る影も無い」には、次のような意味があります。

見るに堪えない。まことにみすぼらしく、みじめである。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「見る影もない」

あまりいい意味の言葉ではないですよね。中国語やフランス語、韓国語、タイ語などもこの意味の言葉があるようですよ。

また、漢字の間違いに気をつけましょう。「見る陰もない」ではありませんよ!

「見る影も無い」の語源は?

次に「見る影も無い」の語源を確認しておきましょう。

「影」という字には、目に見えるものの姿や形という意味があります。他にも、「面影(おもかげ)」などと言うように心に浮かべる、人の顔や姿、といった意味があるのです。そこで見るべき姿・形がないというところから発展した言葉になります。

「見る影も無い」の使い方・例文

「見る影も無い」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.彼の晩年は見る影も無く痩せていた。
2.この街の景色は、今やあの頃の見る影も無い。
3.先月会った見る影も無い彼女のようすにいまだ呆然としている。

1の例文は見る影も無く〇〇である、と連用修飾の形で使われています。この形がよく使われますね。また、3の見る影も無い〇〇、のように連体修飾の形で使われることもありますよ。他にも2のように〇〇は見る影も無い、としても使えます。汎用性が高いですね。

\次のページで「「見る影も無い」の類義語は?違いは?」を解説!/

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