1.彼のプレゼン能力が想像よりはるかに高いことに一驚を喫する。
2.お世辞にも成績がいいとは言えなかった生徒が、必死の努力で志望校の合格を勝ち取っていて一驚を喫した。
3.彼女の仕事に対する熱意とレベルの高さは一驚を喫するほどだ。
「一驚を喫する」を使った例文を3つ紹介しました。ここでは、それぞれ別の書き方をしているのでそれを解説していきます。
1つめの例文では、「〜に一驚を喫する」という書き方をしました。「〜に驚かされた」と変換するとわかりやすいですね。「〜」は「〜こと」などの名詞で終わることが多いです。
2つめの例文では、「〜て一驚を喫する」としました。これは一番スタンダードな形ですね。その前の事柄を語った流れのまま「一驚を喫する」と続けることができます。1つめのように「〜こと」と書き換える必要はありません。
3つめの例文は、「一驚を喫するほどだ」と書きました。これは「驚かされるほどだ」と言い換えることもできますが、どちらかというと「一驚を喫するほどだ」の方がしっくりくる言い方ですね。「驚く」よりも固い印象で驚き度がより高そうな言葉を使うことで、取り上げた事の素晴らしさを表現できます。
その1「驚愕する」
「きょうがくする」と読みます。
「非常に驚くこと、ぎくっとしてあわてる」という意味で、「〜に驚愕する」と使うことが多いです。「驚」も「愕」もおどろくという意味がある漢字で、特に「愕」は「予期しない逆の事態にがくんとおどろく気持ちを示す」と漢字辞典に記載されています。「驚愕する」を使えば、ただびっくりするよりも驚き度が強く表現できますね。
その2「腰を抜かす」
「驚きのあまり足腰が立たなくなる、非常にびっくりして体の自由を失う」という意味の慣用句です。
もともとは「腰骨の関節がはずれて立つことができない」という意味でしたが、「びっくりして腰を抜かす」という用例が多く、元の慣用句に驚きの意味が加わりました。また、もう一つの意味として「夢中になる、うつつを抜かす」もあります。これら3つの意味をおさえておけば「腰を抜かす」の使い方はバッチリです。
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