
「悪いようにはしない」の使い方・例文
「悪いようにはしない」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.社長は体調が悪いみたいですね。会社の経営は管理者の私にまかせてください。大丈夫。悪いようにはしませんから。
2.今度のイベントの特設会場での現場設営は別の人材にやらせてください。決して悪いようにはしませんから。
3.今度の講演はあの担当者にまかせてください。悪いようにはしませんから。
「悪いようにしないから」は、二重否定です。否定の否定で肯定になるかと言えば、そういう訳ではありません。二重否定の表現はどっちつかずのあいまいな態度を相手に示すことになります。何か含みがありそうで釈然としません。どんな良いことがあるのかはっきり伝えてほしくなります。
その1「当たり障りのない」
「当たり障りのない」は「物事にたいして角がたたない」という意味です。人の性格について使われることが多く、「当たり障りのない人」とは「物事に対して深入りすることのなく穏便にすませる人」ということになります。人間関係においてはいい意味でもネガティブな意味でも使われる言葉です。「今度の経営者は当たり障りがないから、出入りの流通業者にも人気がある」などと使われます。
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