地学宇宙理科

太陽系外縁天体って何?最初に発見されたのは冥王星?科学館職員が解説

よぉ、桜木建二だ。今回のテーマは「太陽系外縁天体」だ。

太陽系外縁天体とは簡単に言うと「海王星よりも太陽から遠いところを公転している天体」のことだ。太陽系の惑星や準惑星が太陽を中心に公転していることはみんな知っているだろう。海王星は太陽系でもっとも太陽から離れたところにある惑星だ。そして太陽系外縁天体は、それよりもずっと遠くに存在している。

今回は太陽系外縁天体について勉強する。解説はこの前初めて流星を見たという、星座について勉強中の科学館職員のたかはしふみかだ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ID: ↑パーツ内本文:76文字
たかはし ふみか

ライター/たかはし ふみか

理科教育に興味があり、理系に進んだリケジョ。実験や科学工作が大好きで、科学館の仕事が楽しくてしょうがない。最近、星空の撮影に興味を持ち始めデジタルカメラを片手に夜空を見あげている。

ID: ↑パーツ内本文:90文字

定義から確認!太陽系外縁天体とは

image by PIXTA / 74055583

最初に桜木先生が説明してくれましたが太陽系外縁天体とは「海王星よりも遠い平均距離で太陽の周りを公転している天体の総称」です。太陽系には8つの惑星があります。

太陽から順に

ID: ↑パーツ内本文:86文字

水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星

ID: ↑パーツ内本文:25文字

です。

海王星は太陽系で最も地球から遠い惑星になります。海王星の平均公転半径は約4,495,060,000 km(45億㎞)です。ちなみに地球の平均公転半径は149,600,000万㎞(1億5千万㎞)。太陽から見て海王星は、地球の30倍近くも遠いのですね。そして太陽系外縁天体は、その海王星はそれよりもさらに遠くにある天体なのです。太陽外縁天体とは単に外縁天体という場合もあります。

太陽系と惑星に関連する記事はこちらです。

ID: ↑パーツ内本文:214文字
ID: ↑パーツ内本文:91文字

宇宙の話をする前に

image by PIXTA / 78426685

途方もない宇宙の話に入る前に、天文距離についての紹介です。

宇宙の話をするときに何億㎞と言われてもピンときませんね。そこで天文学で使われている単位のひとつに「天文単位」というものがあります。これは地球と太陽の平均距離を1天文単位としたもので、1天文単位=約1億4960万㎞となるのです。単位は言語によって変わりますが、ここでは英語のAUで解説していきます。

ということは先ほどでてきた海王星。海王星は太陽から4,495,060,000 km(45億㎞)程離れたところにあり、天文単位で表すと30.1AUとなります。

ID: ↑パーツ内本文:259文字
次のページを読む
1 2 3
Share:
たかはし ふみか