「ピントが外れる」の使い方・例文
「ピントが外れる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.彼は著作権研究会でピントが外れた意見をしたので、出席者の失笑を買った。
2.あの出入国審査官の移民の滞在や帰化に関するビザやパスポート発行期限の説明はどうもピントが外れているようだ。
3.スマホで自動車の写真を撮りたいのだけど、あの乗用車の動きが早くてどうしてもピントが外れてしまう。
1と2の例文は物事の本質となる点を捉えていない意見や発言を行って、聞いている人に笑われたり、あきれられたりするシーンを表示していますね。
また3の例文は被写体である動物の動きが早くてなかなかカメラの焦点に合わせることができないと言うことを表示しています。ピントが合わないで被写体がぼけて見えることを「ピンボケ」とも言いますね。
その1「的外れ」
「的外れ」(まとはずれ)とは、「趣旨となる点からはずれていること」の意味です。「的外れな考え」とは「趣旨からはずれている考え」になります。また「的外れな答え」とは「趣旨からはずれた答え」ということですね。「彼の天気予報は残念ながら的外れな理屈によるものだった」などと言います。
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