国語言葉の意味

【慣用句】「意を酌む」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「意を酌む」について解説する。

端的に言えば意を酌むの意味は「相手の考えを尊重する」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

多くの学術書を読み、豊富な知識をもつハヤカワを呼んです。一緒に「意を酌む」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

「意を酌む」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「意を酌む」の意味や語源・使い方を一覧で確認していきましょう。またその他「意を酌む」は分類としては慣用句であるという点も抑えておきましょう。

「意を酌む」の意味は?

「意を酌む」というキーワードをネット上の辞典・辞書「コトバンク」で用語検索してみると、次のような記載があります。

1.人の意見や考えを尊重する。
※帰省(1890)〈宮崎湖処子〉五「父も妾の意を酌みて、此頃は病重りたれど、何事も心に忍びて」

出典:精選版 日本国語大辞典「意を汲む」

「意を酌む」は誰かの考え・意図を思い、尊重するという意味をもった慣用句です。相手の前後の事情・考えを推察し、その上で相手がしてほしいだろう行動をとる。「意を酌む」はこういった相手を気遣う行為を表現した便利な言葉となっています。

また「意を酌む」は「意を汲む」と表記されることも。実際には「酌む」、「汲む」のどちらの漢字も使われていますが、より一般的な「意を酌む」が正しいとされ、「意を汲む」と書くと誤字とされてしまう場合があります。こちらの点に注意して、あわせて覚えておきましょう。

「意を酌む」の語源は?

次に「意を酌む」の語源を確認しておきましょう。意を酌むは「意」と「酌む」という二つの文字を組み合わせて生まれています。「意」には心・思い・訳・配慮など様々な意味があり、この場合の「意」は気持ち・考えという意味です。

また「酌む」は酒・茶などを容器に注ぐことの他、事情を推し量る、相手の気持ち・立場を思いやるという意味をもった単語となっています。結果として「意を酌む」はこれら二つの単語を組み合わせて、他人の気持ち・考えを察し、思いやるという意味をもった慣用句となりました。

\次のページで「「意を酌む」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: