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【ことわざ】「伊勢へ七度熊野へ三度」の意味や使い方は?例文や類語をたくさんの文章を扱ってきたライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「伊勢へ七度熊野へ三度」について解説する。

端的に言えば伊勢へ七度熊野へ三度の意味は「信心深いこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験したKAIKAIを呼んだ。一緒に「伊勢へ七度熊野へ三度」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/KAIKAI

東京の大手企業に35年以上勤務し、仕事でたくさんの文章を扱ってきた経験を持つ。学生時代から国語が得意で言葉の意味には自信あり。

「伊勢へ七度熊野へ三度」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「伊勢へ七度熊野へ三度」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「伊勢へ七度熊野へ三度」の意味は?

「伊勢へ七度熊野へ三度」には、次のような意味があります。

伊勢神宮や熊野三社へたびたび参ること。信心の深いこと、また、信心はどんなに深くしてもかぎりはないことのたとえ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「伊勢へ七度熊野へ三度」

伊勢神宮とは三重県伊勢市にある神社で、神社本庁の本宗です。また、熊野三社とは和歌山県の東南部にある熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの人社の総称で、日本全国にある熊野神社の総本社となっています。

江戸時代は伊勢神宮や熊野三社へたびたび参拝することが流行しました。このことから「伊勢へ七度熊野へ三度」という言葉は、信心深いことの例えや、信心はどんなに深くしても限りはないということの例えとして使われるようになりました。

「伊勢へ七度熊野へ三度」の語源は?

次に「伊勢へ七度熊野へ三度」の語源を確認しておきましょう。

江戸時代の十辺舎一九の滑稽本「東海道中膝栗毛」に「さてもわれわれ、伊勢へ七度熊野へ三度、愛宕さまへは月参り(いせへななたびくまのへさんど、あたごさまへはつきまいりの大願を起こし」とあり、これが由来です。このフレーズは「会津磐梯山」や「ちゃっきり節」や「ソーラン節」などといった民謡の1つの「伊勢音頭」でも歌われていますね。

「愛宕さま」とは現在の東京の赤坂にある愛宕神社のことではないかと言われています。愛宕神社の総本山は京都市右京区の北西部にある愛宕山にある愛宕神社です。

\次のページで「「伊勢へ七度熊野へ三度」の使い方・例文」を解説!/

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