国語言葉の意味

【慣用句】「一山当てる」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学部卒Webライターがわかりやすく解説!

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「一山当てる」の対義語は?

「一山当てる」の対義語は、正確なものはありません。ですが、反対の意味に近い言葉に「貧乏くじを引く」があります。説明しましょう。

「貧乏くじを引く」

貧乏くじを引く」の読み方は「びんぼうくじをひく」です。どちらかと言えば年配の方が良く使われる言葉ですね。

「貧乏くじ」とは、他と比べてひどく不利益なくじのことを言います。また、実際の損害だけではなく、損な役まわりを引き受けてしまったと言う意味や、割に合わないことをさせられた、などの意味にも用いられますね。

「一山当てる」は直接金銭的な利益を意味しますので、正確な意味では対義語とは言えませんが、「運悪く、他と比べて損害を被ってしまった」と言う意味で使う場合には、反対の意味に近い言葉と言えるでしょう。

それでは、「貧乏くじを引く」の使い方も例文で確かめてみましょう。

グループの代表として研究会で発表する役になってしまった。とんだ貧乏くじを引かされたもんだ。

「一山」の色々な意味

image by iStockphoto

「一山当てる」の「一山」は、鉱山のことだと説明しましたね。しかし、「一山」を使った表現は「一山越える」や「一山いくら」などがあり、それぞれ違う意味を持っています。説明しましょう。

まず、単純に「一山」を、一つの山を指して使うこともあります。「近所の山を一山持っている」などと言いますね。

次に「山」を一つの困難や山場に例えることがあります。これは「一山越す」と言う表現でよく使われます。意味は「困難を一つ乗り越える」と言う事ですね。

もう一つは、山の形に積み上げたひとかたまり、と言う意味です。例えば果物屋野菜などを盛ったひとかたまりをよく「一山」と言いますね。
そして、「一山いくら」と言う表現を聞いた事があると思います。これは「一山」の価格、と言う意味ではなく、山のように盛って大体で値段をつけることから、取るに足らないもの、値段の安いもの、と言う意味で使われる言葉です。

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「一山当てる」の類義語や対義語、関連した言葉について説明してきた。「一山当てる」に意味が似た言葉には、紹介した他にも「一発当てる」などもあるぞ。語彙力向上のためにも調べてみてくれ。

\次のページで「「一山当てる」を使いこなそう」を解説!/

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