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【慣用句】「どの面下げて」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「どの面下げて」について解説する。

端的に言えばどの面下げては「どんな顔をして」という意味だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験した柊 雅子を呼んだ。一緒に「どの面下げて」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/柊 雅子

イベントの司会や雑誌の記事作成を仕事としてきたライター、柊 雅子。「いろんな失敗をしてきたが、『どの面下げて会いに来たんだ』とはさすがに未だ言われたことがない」という彼女が「どの面下げて」について解説する。

「どの面下げて」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「どの面下げて」(どのつらさげて)の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「どの面下げて」の意味は?

「どの面下げて」には、次のような意味があります。

1.なんの面目があって。よくも恥ずかしくなく。

 

出典:デジタル大辞泉(小学館)「どの面下げて」

高校時代、部活でサッカーをしていた長男は塾のために練習を休むのが嫌で「自分でしっかり勉強できます」と宣言し、数学の塾をやめてしまいました。しかし格好よく宣言をしたものの、数学の成績は急降下。

偉そうなことを言って塾をやめた長男は「今更…どの面下げて『もう一度、教えて下さい』って言うんだよ…」と、意地を張っていましたがさすがに「このままではヤバい」と思ったのか、自ら「もう一度、教えてください」と頼みにいきました。

長男はどうして「どの面下げて…」と思ったのでしょうか。それは長男が、塾の先生に「また教えてくれと頼みに来た。恥ずかしくないのか」と思われてしまうと思ったからです。それに「自分でできます」といった手前、「また、教えて下さい」と言うのは長男の面目が立ちません

「どの面下げて」相手の立場からいえば「恥ずかしいと思わないのか」「何て厚かましい」本人の立場から言えば「面目が立たない」といった意味合いを伴うのですね。

「どの面下げて」の語源は?

次に「どの面下げて」の語源を確認しておきましょう。

「どの面下げて」は「どんな顔をして」という意味ですね。「どの面下げて」の「面」とは「顔」「顔つき」のこと。「下げる」は「持つ」という意味。私の祖母はバッグのことを「手提げ鞄」と言っていました。確かにバッグは「手で持つ(下げる)鞄」です。

「どの面下げて」はこの「面」「下げる」の単語から「どんな顔を持って」、つまり「どんな顔をして」という意味になったことがわかりますね。

\次のページで「「どの面下げて」の使い方・例文」を解説!/

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